もしもタモリさんが「精霊の守り人でブラタモリ」してみたら…
2017.02.12 Sunday
2017年放送の大河ファンタジー「精霊の守り人 悲しき破壊神」を観ています。圧倒される映像美と、スピード感あふれるアクション、人間ドラマ、どれをとってもすばらしく、毎回釘付けになりながら観ています。
また、精霊の守り人といえば、それぞれの国の風景が美しく、日本国内と一部海外で撮影されているらしいのですが、CGを加えているとは言え、まさにファンタジーの世界にぴったりの風景が毎回映し出されています。
私はふと「ここは本当にある土地なのか?ああ、タモリさんだったらどんな岩でどんな地形か、ひと目でわかるだろうに…」「タモリさんと上橋先生で、精霊の守り人ロケ地めぐりして、地理と文化人類学的見地から解説してくれたら…」と考えてしまったのです。
と、いうことで今回は「精霊の守り人でブラタモリ」(`・ω・´)ノシ(妄想です。)
地理に地層、歴史にも詳しいタモリさんと、文化人類学者でもある原作者の上橋先生で、精霊の守り人ロケ地をめぐります。
※注:あくまでも妄想です。フィクションです。
※注:ドラマにはまだ出てこない設定、原作のみの設定も含みます。
タモリ「放牧に適した土地があったから、強い騎馬隊ができた?」
上橋「それもありそうですね。」
タモリ「馬大事。」
上橋「ある意味、人よりも…。」
タモリ「人、目潰しされてたもんね。」
タモリ「地形にも関係ありそう」
上橋「南大陸の中心なので、横に勢力拡大が可能ですね。」
?「タルシュには、もともと飼育可能な家畜と穀物の数が多く、食糧生産性が高いため、非生産者である施政者(王族)や、強大な軍を支えられたのでしょう。あと、横広がりで高い山脈がない地形も関係してますね。縦型だと人の移動が難しい。」
タ・上「あなたはっ…ジャレド・ダイアモンド先生っ…?!」
(ジャレド・ダイアモンド先生は、ベストセラー「銃・病原菌・鉄」の作者です)
上橋「バルサとアスラが食べていたのは、無発酵のパンみたいなものです。」
タモリ「ロタ北部は米がとれないからか。」上橋「そうですね。雑穀もまざっているかも。」
近江「美味しそう〜!」
上橋「ロタは川沿いに発達しました。」
タモリ「船はいいですね〜♪物資運ぶの便利ですもんね。」
上橋「港とも直結しているので、貿易にも便利。」
タモリ「で、ますます北との格差がついてしまうと。」
タモリ「ロタ北部に水が引ければね〜、水源から高低差あるなら、逆サイフォン方式で…」
上橋「あの、ここはそんなに土木発達してないので。」
タモリ「TOKIOにまかせてみては。」
上橋「いやそれは…。それに番組変わっちゃってますし。」
タモリ「ここの岩は溶岩が侵食してできた。とすると、島の中には火山灰が多い土地もあるよね。」
上橋「なのでサンガルは漁業と交易、それに海賊がなりわいで、米ができない分、他からぶんどってきます。」
タモリ「ぶんどる。」
タモリ「一方でサンガル王家に近い、島守のいる島は沖縄と同じサンゴでできているのかな。」
上橋「そうですね。水が豊富な島を拠点に王家が貿易や海賊退治で勢力を拡大してきて。」
タモリ「交易、時々海賊。」
上橋「交渉が決裂したらぶんどると。」
上橋「サンガル王家は安定すると、半島に王宮を築きます。」
タモリ「島々が見渡せるので統治しやすいと。あと、岬の突端だから敵が攻めにくい。」
上橋「逆に自由を選び、放浪の民となったのがラッシャローと呼ばれる人たちです。」
サンガル王宮の岬にある、花の東屋。
上橋「あそこはサンガル王家の女たちが密談を交わす場所です。」
タモリ「ほぉ。(うれしそう♪)」
京都高低差崖会「タモリさん〜上橋先生〜」
タモリ「また来たw」
上橋「あの〜、そこ男子禁制です。」
何度も書きますがフィクションです。
上橋「光扇京は2つの川に挟まれた地形という設定で…。」
タモリ「扇状地。」
上橋「さすがです。」
タモリ「だから地名に扇が入ってるんだね。」
タモリ「しかし、扇状地は土砂災害の危険性もある。洪水が下流に豊かな土壌ができる分、土石流が。」
上橋「そこんところは、のちのちネタバレを含んでますので、このへんで…。(;´・ω・)」
タモリさん、上橋先生、近江アナでタンダの山菜鍋をいただく。
近江「カンクイってきのこ、本当にあるんですね。」
上橋「いやそれ、市販のきのこで代用してます。」
近江「ええっΣ(゚∀゚;) 」
タモリ「あると思ってたのか…」
個人的には、これが一番ありえるんじゃないかとww
「精霊の守り人でブラタモリ」のネタを考えるにつけ、上橋先生の世界観が、風俗に限らず、気候、地形をも綿密に考えられているから、可能なことだと実感する。だからブラタモリ妄想がまったく違和感ない。そしてそれを実際に映像化してしまったドラマ班もすごい。
いくら架空の話とは言え、そこには人間が暮らし、生活を営んでいるのですから。人の住む世界をつくるとは、こういうことだ。
また、精霊の守り人といえば、それぞれの国の風景が美しく、日本国内と一部海外で撮影されているらしいのですが、CGを加えているとは言え、まさにファンタジーの世界にぴったりの風景が毎回映し出されています。
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私はふと「ここは本当にある土地なのか?ああ、タモリさんだったらどんな岩でどんな地形か、ひと目でわかるだろうに…」「タモリさんと上橋先生で、精霊の守り人ロケ地めぐりして、地理と文化人類学的見地から解説してくれたら…」と考えてしまったのです。
と、いうことで今回は「精霊の守り人でブラタモリ」(`・ω・´)ノシ(妄想です。)
地理に地層、歴史にも詳しいタモリさんと、文化人類学者でもある原作者の上橋先生で、精霊の守り人ロケ地をめぐります。
※注:あくまでも妄想です。フィクションです。
※注:ドラマにはまだ出てこない設定、原作のみの設定も含みます。
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タルシュ帝国編
テーマ:タルシュは何故強国になったか
タモリ「放牧に適した土地があったから、強い騎馬隊ができた?」
上橋「それもありそうですね。」
タモリ「馬大事。」
上橋「ある意味、人よりも…。」
タモリ「人、目潰しされてたもんね。」
タモリ「地形にも関係ありそう」
上橋「南大陸の中心なので、横に勢力拡大が可能ですね。」
?「タルシュには、もともと飼育可能な家畜と穀物の数が多く、食糧生産性が高いため、非生産者である施政者(王族)や、強大な軍を支えられたのでしょう。あと、横広がりで高い山脈がない地形も関係してますね。縦型だと人の移動が難しい。」
タ・上「あなたはっ…ジャレド・ダイアモンド先生っ…?!」
(ジャレド・ダイアモンド先生は、ベストセラー「銃・病原菌・鉄」の作者です)
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ロタ王国編
上橋「バルサとアスラが食べていたのは、無発酵のパンみたいなものです。」
タモリ「ロタ北部は米がとれないからか。」上橋「そうですね。雑穀もまざっているかも。」
近江「美味しそう〜!」
上橋「ロタは川沿いに発達しました。」
タモリ「船はいいですね〜♪物資運ぶの便利ですもんね。」
上橋「港とも直結しているので、貿易にも便利。」
タモリ「で、ますます北との格差がついてしまうと。」
タモリ「ロタ北部に水が引ければね〜、水源から高低差あるなら、逆サイフォン方式で…」
上橋「あの、ここはそんなに土木発達してないので。」
タモリ「TOKIOにまかせてみては。」
上橋「いやそれは…。それに番組変わっちゃってますし。」
サンガル王国(島々を統治する王国)編
タモリ「ここの岩は溶岩が侵食してできた。とすると、島の中には火山灰が多い土地もあるよね。」
上橋「なのでサンガルは漁業と交易、それに海賊がなりわいで、米ができない分、他からぶんどってきます。」
タモリ「ぶんどる。」
タモリ「一方でサンガル王家に近い、島守のいる島は沖縄と同じサンゴでできているのかな。」
上橋「そうですね。水が豊富な島を拠点に王家が貿易や海賊退治で勢力を拡大してきて。」
タモリ「交易、時々海賊。」
上橋「交渉が決裂したらぶんどると。」
上橋「サンガル王家は安定すると、半島に王宮を築きます。」
タモリ「島々が見渡せるので統治しやすいと。あと、岬の突端だから敵が攻めにくい。」
上橋「逆に自由を選び、放浪の民となったのがラッシャローと呼ばれる人たちです。」
サンガル王宮の岬にある、花の東屋。
上橋「あそこはサンガル王家の女たちが密談を交わす場所です。」
タモリ「ほぉ。(うれしそう♪)」
京都高低差崖会「タモリさん〜上橋先生〜」
タモリ「また来たw」
上橋「あの〜、そこ男子禁制です。」
何度も書きますがフィクションです。
ブラタモリ 6 松山 道後温泉 沖縄 熊本
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光扇京(新ヨゴ国首都)編
上橋「光扇京は2つの川に挟まれた地形という設定で…。」
タモリ「扇状地。」
上橋「さすがです。」
タモリ「だから地名に扇が入ってるんだね。」
タモリ「しかし、扇状地は土砂災害の危険性もある。洪水が下流に豊かな土壌ができる分、土石流が。」
上橋「そこんところは、のちのちネタバレを含んでますので、このへんで…。(;´・ω・)」
おまけ
タモリさん、上橋先生、近江アナでタンダの山菜鍋をいただく。
近江「カンクイってきのこ、本当にあるんですね。」
上橋「いやそれ、市販のきのこで代用してます。」
近江「ええっΣ(゚∀゚;) 」
タモリ「あると思ってたのか…」
個人的には、これが一番ありえるんじゃないかとww
「精霊の守り人でブラタモリ」のネタを考えるにつけ、上橋先生の世界観が、風俗に限らず、気候、地形をも綿密に考えられているから、可能なことだと実感する。だからブラタモリ妄想がまったく違和感ない。そしてそれを実際に映像化してしまったドラマ班もすごい。
いくら架空の話とは言え、そこには人間が暮らし、生活を営んでいるのですから。人の住む世界をつくるとは、こういうことだ。
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