「姑獲鳥の夏」 京極夏彦

2005.06.21 Tuesday

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    「姑獲鳥の夏」映画化に伴い、小説を再読。
    大きなストーリーの流れは覚えているのだけれど、細部は大分忘れているなあ。
    前に読んでいたときは、京極堂の「憑物落とし」のかっこよさと、妖怪の話にウエイトを置いていたのだけれど、読み返してみると、とても切なく、悲しく、やりきれない話だったのだと痛感。
    その「切なく、悲しく、やりきれない」事柄を「落とす」のが京極堂の「憑物落とし」なのかもしれない。
    タイトルに「夏」とあるように、これからの季節に読むとまた味わい深い。

    さて、ここからは映画の話。
    映画「姑獲鳥の夏」は一部ファン泣かせな配役であるが、しかし、和寅役の荒川良々はナイスな配役だ!グッド
    和寅=良々を見るだけでも映画館に足を運ぶ価値があるかもしれん。
    他にも千鶴子さん、雪絵さん、内藤、久遠寺院長、夫人などもほぼ原作のイメージに近いのではないかと思う。
    それと、京極堂の飼い猫・石榴が配役の写真と同じ大きさで紹介されていたのには笑えた。

    姑獲鳥(うぶめ)の夏
    姑獲鳥(うぶめ)の夏
    京極 夏彦
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