2006.02.23 Thursday

おかゆにハチミツ?昔の児童文学の食べ物翻訳がおかしい。

ひと昔前の童話、児童文学集には、昔の翻訳をそのまま再版しているものがあり(最近ではあまりみなくなりましたが)、お菓子の説明や食べ物のシーンには前時代的表現でわれわれの頭を悩ますシロモノがあります。

たしか、続あしながおじさんだったと思うのですが、スコーンのことはただ単に「英国風焼き菓子」訳されていました。これじゃどんな菓子だかわかりませんね…。

秘密の花園には、主人公の女の子の朝食に「おかゆにはちみつを入れて食べる」と、書かれていました。

子供ごごろに「おかゆにはちみつ入れてうまいのかなぁ?」と思っていたのですが、大人になってから読み返してみると真相がわかりました。おかゆ=オートミールなんですね。




確かにこれならハチミツをかけて食べられる。
たしかに「西洋のおかゆ」といえないことはないですけど。こころして読み返してみると翻訳も時代が出るというか、VOW的な要素が含まれてますね。また、近年発行された本だと、「ポリッジ」(porridge:オートミールがゆ)と表記されていました。


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児童文学はけっこう食べ物の描写が多い。


「あしながおじさん」でジャービスぼっちゃまがジュディへ贈るのはチョコレート。クリスマス休暇には厨房でキャンディをつくったり、ワッフルやアイスクリームなども出てきます。

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秘密の花園
あしながおじさん
レビューポータル「MONO-PORTAL」

Comment
日月さん☆こんばんは
当時は、翻訳していた人だって知らなかったのかも?って思います。
わたしが一番興味を持っていたのはピッピが作るジンジャー・クッキーでした。
そういえば、ナルニア国のターキッシュ・デライトも不思議な訳になってましたね。
子供のころに謎だなぁって思った食べ物は、これまでにほとんど食べてみることができました。
逆に、食べたことがあるけれど説明しにくいのがブラック・プディングです。(^_^;)
  • Roko
  • 2010/07/06 22:19
Rokoさんへ

>当時は、翻訳していた人だって知らなかったのかも?って思います。

私も、そう思います。
確かイギリスのショートブレッドもただ「イギリスのお菓子」としか訳されていませんでしたし。

ブラック・プディングは知らなかったです。ちょっと調べてみます。今は知らないことがすぐにわかるので便利ですが、確実に想像力は衰えるような気がします…。
  • 日月
  • 2010/07/07 21:06





   
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