2006.01.13 Friday

「人斬り半次郎 幕末編・賊将編」 池波 正太郎

「新撰組!!」が終わってひと段落したので、今度は薩摩側からの幕末を読んでみたくなった。どうしても新撰組からみると薩長はずるくて嫌な連中としてイメージができてしまうので。。

「人斬り半次郎」は幕末、「人斬り」と恐れられた中村半次郎(後の桐野利明)の生涯を綴った物語。
貧困にあえぐ郷士の家に生まれながらも、「今にみちょれ!」と志を持ち剣術と畑仕事に精を出す青年時代。

やがて西郷隆盛に見出され幕末の世を駆け抜けてゆく。

美男、剣術で鍛えた立派な体躯、まっすぐな心根の持ち主。心酔する西郷と家族、恋人の前では「はぁい」とかわいらしい返事をする半次郎。敵に向かうときは鬼神のようだが、女に振られればおいおいと泣いたり、とにかく「かわゆい」オトコなのです。半次郎さん。

しかし、そのまっすぐ過ぎる心根ゆえか、西南戦争という大きな政局に巻き込まれてしまうのだが。。

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Comment
はじめまして。TBピープルから飛んできましたー。
「新選組!」見てました♪
「組!!」のガイドブック(?)もでてたんですね。
で、同じく、違う角度からの維新も面白そうだな、と思って探してみたら、
「戊辰落日」(綱淵謙錠著)というのを見つけました。戊辰戦争だから維新とは時期が微妙にずれちゃいますけどw
半次郎のも面白そうですね。今度探してみます。

それでは、おじゃましました。
>ワイノジーさん
「組!!」のガイドブックでは、副長のピンナップ、(なぜか)堺さんのインタビュー記事、大道具、小道具のセットへのこだわりなど、読み応え記事満載ですよ(^^)

私は池波ファンなので幕末物もどうしても池波作品を読むことがおおいのです。「人斬り半次郎」はシリーズもの以外では一番好きな池波作品です。半次郎さんの「かわゆい」男前っぷりにやられます。
「戊辰落日」、私も今度探してみますね。





   
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いったい、いつごろから、中村半次郎の前に「人斬り」とつくようになったのか、といえば、実のところさっぱりわかっておりません。 ともかく、です。私が知る限り、桐野利秋の最初の伝記は、明治11年、つまりは、西南戦争直後に出版された、金田耕平著『近世英傑略伝』
  • 郎女迷々日録 幕末東西
  • 2006/02/02 5:16 AM

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