建築探偵シリーズ 「未明の家」 篠田真由美

2006.01.20 Friday

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    いよいよ、篠田真由美の建築探偵シリーズ、読み始めました。
    最近「建築」を扱った推理小説で、綾辻行人以外の人ができるとは正直思わなかったのだが

    篠田作品は綾辻作品とはまた少し違った角度、視点からのアプローチされている。
    探偵役は建築史家を目指す修士生。それに抜群の記憶力を持つ少年。
    フィールドワークを得意とする体育会系の主人公の友人。
    学術的、歴史的な見地から「建築」とそこに潜む人間模様を明らかにしていく。

    専門な解説が多いが、文章が読みやすいのであまり難しく感じなかった。
    作中には元祖・建築探偵、藤森照信氏の著書も作品中に登場して、私のような「戦前の洋館」好きには応えられない。
    これから他の巻を読むのが楽しみ。

    未明の家 (講談社文庫―建築探偵桜井京介の事件簿)
    篠田 真由美

    未明の家 (講談社文庫―建築探偵桜井京介の事件簿)
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    魔女の死んだ家
    古い洋館に住む女主人の死をきっかけに様々な人々の思いが交錯する、幻想的な物語。もうひとつの主人公である「洋館」がこの物語の世界観を作り出している。
    今読み返してみると、物語の終盤で謎を解く人が建築探偵だったのかも。。


    篠田 真由美 / 講談社(2003/10/26)
    Amazonランキング:100,294位
    Amazonおすすめ度:
    妖艶な香り、蜃気楼のような肌触りを感じたミステリ
    綺麗なイマジネーション
    とにかく綺麗な本です



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