「墨攻」 酒見賢一

2007.01.22 Monday

0
    酒見賢一さん原作の「墨攻」がアンディ・ラウ主演で映画化。とはいえ原作となったのはやはり漫画版の方でしょうね。

    「墨攻」の主人公・墨家の革離は「城を守る」目的のためには手段を選ばない、ある意味非情な仕事人として描かれています。篭城に備えて死体を非常用食料として考えていたり…。けれど民は突然現れた救世主に熱狂していきます。しかし、権力者側はしだいに革離の人望に嫉妬しはじめ…


    ストイックで高尚な理想を掲げる墨家の思想はやがて儒家に取って変わられ、歴史から消えてゆきます。小説「墨攻」では墨家のなりたちとその衰退のなかでも頑迷に自らの医師を貫き通す革離の姿が描かれています。しかし、その頑迷さが意外な結末を生むのですが…


    原作はかなり短い話なのに、まるで長編小説を読んだような充実感。映画で興味をもたれた方は是非、小説もおすすめします。

    墨攻 (文春文庫)
    墨攻 (文春文庫)
    posted with amazlet at 17.02.09
    酒見 賢一
    文藝春秋 (2014-04-10)
    売り上げランキング: 139,865


    墨攻(ぼっこう) 文庫版 コミック 全8巻完結セット (小学館文庫)
    酒見 賢一
    小学館
    売り上げランキング: 93,168


    レビューポータル「MONO-PORTAL」
    コメント
    私もこの本持ってますがなかなか松井さんのように
    出来ないのがなさけなや〜。でも日月さんが
    出来なくてもポイントがたまるくらいに・・・と
    言ってくれたので気が楽になりました♪
    樂になりっぱなしじゃダメですけど(^^;)
    虎牙くんのとこもコメさせていただきました〜★
    • by げん
    • 2007/01/24 11:04 PM
    私はこの本15年くらい前に読みましたよ。
    当時高校生でしたが、漢字が難しすぎて雰囲気で読んだのを思い出しました。
    酒見賢一作品だったら『後宮小説』というのがよかったな。これは『雲のように、風のように』というタイトルでアニメ化されました。

    • by chi
    • 2007/02/22 8:40 PM
    >chiさん
    墨攻は、短編なのに何十倍にも感じる内容の濃い作品でした。

    『雲のように、風のように』も、原作『後宮小説』も読みました。
    原作とアニメのギャップにびっくりしたものです。

    • by 日月
    • 2007/02/24 10:44 PM
    コメントする
    トラックバック
    墨攻(ぼっこう/ぼくこう)は、日中韓合作の映画作品ですが戦国時代の中国を舞台とした酒見賢一氏の歴史小説を原作で、森秀樹氏の歴史漫画、にもあります「墨攻」という単語は、酒見賢一氏が「墨守」という言葉から作り出した造語なんです墨攻のあらすじ
    • 最新ニュース情報(女性のための知っておきたい最新ニュース情報)
    • 2007/02/08 4:15 PM
    こんばんは、ふらっぺです。今回は、映画「墨攻(ぼっこう)」を観にいってきましたよこの映画ですが、ビックコミック誌に掲載されていた漫画「墨攻(ぼっこう)」を映画化したものです。「墨攻(ぼっこう)」は、小説でも出て...
    • 映画大好き!ふらっぺの映画鑑賞記
    • 2007/02/12 2:52 PM
    この記事のトラックバックURL