2007.11.24 Saturday
しゃばけドラマ感想 満足度は★4つ半
しゃばけのドラマ、見終わりました。
最初は、くどくて派手だと思ったVFXも、
見慣れてくると結構良い感じ。
江戸の風俗や祭りの風景の映像がすばらしく、
同じフジテレビの「鬼平犯課帳」や「剣客商売」を
思い起こさせます。
お話も原作から脚色された部分が活きていて、
人を思う気持ちが伝わるつくりとなっていました。
特に、松之助兄さんに対する両親それぞれの思惑や
若だんなの秘密をおっかさんが直接話してきかせる部分が
加わった事でこの物語の本筋となる親子の絆や思い、欲などが
わかりやすくなっていました。
個人的には★4つ半といったところでしょうか。
特に印象に残ったのは次の3つ。
●すばらしかった、若だんな役の手越くん
ドラマ初主演、しかも時代劇というプレッシャーの中、
すばらしい若だんな役を演じてくれた手越くんに拍手
可愛らしくて、はかなげで優しい若だんなを好演してくれました。
原作ファンの私にも満足の出来ばえ。
(「しゃばけ読本」で原作者、畠中先生が太鼓判を押しただけはあり!)
途中、セリフがつたない部分もあったけれど、それすらも魅力。
原作・しゃばけの若だんなも発展途上で、努力をしている人なので、ものすごく芸達者な役者さんよりも、初主演の手越くんが演じた事でリアルな若だんなを見れた気がします。
親友役の高木くんも、まだ少年ぽさが残る江戸の若者を好演してます。
体は弱いが精神的に発達している若だんなと対照的なのがいいですね。
●佐助さん!
クールな仁吉もすばらしかったのですが、
なんと言っても佐助さんです。
「坊っちゃまーーー!」と、
家の梁をなぎ倒し、悪党に体当たりして駆けつける佐助さん。
猪突猛進で涙もろく、若だんなから風車をもらったときに
ごっついお顔でうれしくて涙ぐむところが、可愛いかった( ̄▽ ̄)。
お風呂に入っている若だんなに、外の炊きつけ場から
声をかける佐助さん。
「自分の不注意で主を一度亡くしている。
どんなに長く生きていても失うのが怖い。
だから坊っちゃん、もう私らに隠し事はしないでくださいー。」
体は大きいけれど臆病で気の優しい佐助さんの心根が
伝わるいいシーンでした。
●CG鳴家は可愛すぎ
しゃばけのマスコット、鳴家をあまりにもいじりすぎた感あり。
コレがなければ★5つだったけれど…
・鳴家があまりにも可愛すぎる。
・そして若だんなとの直接のからみが少ない。
(若だんなの布団に入っているところが見たかった…)
・きゅわきゅわ鳴いててしゃべらない。
・画面上の鳴家の数が少ない。
確かに、ドラマの鳴家も見慣れると可愛いけれど、
やっぱり柴田ゆうさんの描かれる鳴家が「いっちばん」です。
原作の鳴家の設定をちょっと無視しすぎるところが残念。
・「しゃばけ」感想→
・「ぬしさまへ」感想→
・「おまけのこ」感想→
・「うそうそ」感想→
・「いっちばん」感想→
・「ころころろ」感想→
最初は、くどくて派手だと思ったVFXも、
見慣れてくると結構良い感じ。
江戸の風俗や祭りの風景の映像がすばらしく、
同じフジテレビの「鬼平犯課帳」や「剣客商売」を
思い起こさせます。
お話も原作から脚色された部分が活きていて、
人を思う気持ちが伝わるつくりとなっていました。
特に、松之助兄さんに対する両親それぞれの思惑や
若だんなの秘密をおっかさんが直接話してきかせる部分が
加わった事でこの物語の本筋となる親子の絆や思い、欲などが
わかりやすくなっていました。
個人的には★4つ半といったところでしょうか。
特に印象に残ったのは次の3つ。
●すばらしかった、若だんな役の手越くん
ドラマ初主演、しかも時代劇というプレッシャーの中、
すばらしい若だんな役を演じてくれた手越くんに拍手

可愛らしくて、はかなげで優しい若だんなを好演してくれました。
原作ファンの私にも満足の出来ばえ。
(「しゃばけ読本」で原作者、畠中先生が太鼓判を押しただけはあり!)
途中、セリフがつたない部分もあったけれど、それすらも魅力。
原作・しゃばけの若だんなも発展途上で、努力をしている人なので、ものすごく芸達者な役者さんよりも、初主演の手越くんが演じた事でリアルな若だんなを見れた気がします。
親友役の高木くんも、まだ少年ぽさが残る江戸の若者を好演してます。
体は弱いが精神的に発達している若だんなと対照的なのがいいですね。
●佐助さん!
クールな仁吉もすばらしかったのですが、
なんと言っても佐助さんです。
「坊っちゃまーーー!」と、
家の梁をなぎ倒し、悪党に体当たりして駆けつける佐助さん。
猪突猛進で涙もろく、若だんなから風車をもらったときに
ごっついお顔でうれしくて涙ぐむところが、可愛いかった( ̄▽ ̄)。
お風呂に入っている若だんなに、外の炊きつけ場から
声をかける佐助さん。
「自分の不注意で主を一度亡くしている。
どんなに長く生きていても失うのが怖い。
だから坊っちゃん、もう私らに隠し事はしないでくださいー。」
体は大きいけれど臆病で気の優しい佐助さんの心根が
伝わるいいシーンでした。
●CG鳴家は可愛すぎ
しゃばけのマスコット、鳴家をあまりにもいじりすぎた感あり。
コレがなければ★5つだったけれど…
・鳴家があまりにも可愛すぎる。
・そして若だんなとの直接のからみが少ない。
(若だんなの布団に入っているところが見たかった…)
・きゅわきゅわ鳴いててしゃべらない。
・画面上の鳴家の数が少ない。
確かに、ドラマの鳴家も見慣れると可愛いけれど、
やっぱり柴田ゆうさんの描かれる鳴家が「いっちばん」です。
原作の鳴家の設定をちょっと無視しすぎるところが残念。
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・「しゃばけ」感想→
・「ぬしさまへ」感想→
・「おまけのこ」感想→
・「うそうそ」感想→
・「いっちばん」感想→
・「ころころろ」感想→
今では手越祐也さん以外の一太郎は考えられない程、ハマってしまいました。
録画して5〜6回くらいは、大好きな高杉さんの佐助がメインで、
若だんなに関してはふ〜ん、という感じで観ていましたが、
だんだん、だんだんに、手越一太郎の魅力が胸に沁み込み、
ふとした表情のひとつ、物言いのひとつひとつに、しっかりと若だんなが
息づいていることに気づきました。
今後『しゃばけ』が実写化されるにあたっては(まず第2弾ですね。)、
何卒、このキャストを遵守頂ける様に、お願い申し上げます。
ただ、志垣太郎さんの日限の親分は、甘い物があまり好きじゃなさそう…。
しかも、昔の志垣さんを知っている世代にとっては、ちょっと…。
あと40年若ければ十分、一太郎キャラだったと思われるくらいの美形だから、何だか見ていて気の毒で…。
さらに、戯作では親分は、若だんなに敬語を使ったりしないから、
そこも何とかして欲しいと思いました。