2008.03.04 Tuesday

十二国記シリーズ 「丕諸の鳥」 小野 不由美

十二国記の新しい話、「丕諸の鳥」を読みました。
新潮社の雑誌yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 に掲載ということもあり、「魔性の子」の続編ではないかと思っていましたが、予想に反して慶国の話。
羅氏と呼ばれる下級官吏・丕諸を巡る物語です。

丕諸の鳥では「王とは何か」という十二国が抱える
根本的な疑問を丕諸の視点から描かれていきます。
苦悩と挫折、そして一筋の光明。


そんな物語でした。


久しぶりの十二国記、久しぶりの小野先生の文章とあって、
一文字一文字、確かめながら、味わいながら読もうと思ったのですが、ストーリーの面白さについつい引き込まれてしまいました。


小野先生の文章は玉のようにキラキラと輝いていて、
軽快な楽のようなリズムを刻んでゆきます。
その文章を読み進んでいくうちに、読者はいつのまにか
慶の金波宮にたどり着いてしまうのです。
だから、その一言一句がいとおしいのです。

キャラクターとストーリー中心で
ぐいぐい引っ張る物語もいいのですが、
やはり世界観と人物、それを表現しうるだけの表現力。
これこそが物語に重要ものではないでしょうか。




十二国記最新短編を集めた「丕緒の鳥」→

丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫 お 37-58 十二国記)
小野 不由美
新潮社 (2013-06-26)
売り上げランキング: 2


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Comment
読んだのですね。
ってことは、yomyom買ったのかしら?
私は一応図書館予約しました。
丕諸って人の名前だったのですね。
丕諸だけに秘書かとも思いましたが、下級官吏なんだ。
なんか早く読んでみたくなりましたヾ(´∀`*)ノ
コメントありがとうございます。
yomyomは念のため予約を入れました。
発売日当日、本屋には山積みでしたが(^^;)

保存用にもう1冊買おうかとも思ってます。
内容もすばらしかったです。さすが小野先生!

「丕諸の鳥」以外にもしゃばけシリーズの最新話が
載っていたり、上橋菜穂子先生のインタビューが
載っていたりと、盛りだくさんの内容でした。( ̄▽ ̄)





   
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