30代女子の恋と仕事のものがたり『デイジー・ラック』 海野つなみ

2008.06.10 Tuesday

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    逃げるは恥だが役に立つ』『回転銀河』の海野つなみ先生が描く30代女子の恋と仕事のものがたり、『デイジー・ラック』はのだめやNANAのようにバカ売れしたり、ドラマ化されるわけじゃないけど、心がほっこりするオススメ漫画です。…とかいっていたら、『逃げ恥』以来、時代が海野つなみ作品に追いつき、2018年春にドラマ化。いやびっくり。

    海野つなみさんの名作『デイジー・ラック』がドラマ化

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    こうしていい物語がたくさんの人に見られるのは、海野つなみファンとしてうれしいことです。

    『デイジー・ラック』あらすじ


    楓、ミチル、えみちゃん、薫は小学校からの幼なじみ。えみちゃんの結婚式を期に、久しぶりにあつまった4人は
    「ひなぎく会」というグループをつくり、月に一度近況報告をかねたおしゃべり会をたのしんでいる。

    楓はパン職人、ミチルは手作りの鞄の製作、えみちゃんは主婦で料理上手、薫はエステ会社の企画・営業のキャリアウーマン。

    4人それぞれの日常や悩み、トキメキを、海野つなみ先生がやさしく、切なく、時にコミカルに描いています。

    『デイジーラック』の女性たち


    パン職人の楓


    パン職人として修行中の楓は、海外修行から帰った先輩・安芸さんに魅かれていくが、安芸さんは結婚した店長の娘・エリさんを忘れられずにいる。

    切ない思いをいだきながらも、楓は新しいパン作りにチャレンジしたり、職人としても女性としても成長をめざしていきます。

    キャリアウーマンの薫


    美人でキャリアもあるのになぜか薫は男運が悪い。年下の浮気男と別れたものの、こんどの相手は、なんとライバル会社のエリート営業マン。もちろん会社には内緒…(;´Д`)仕事に、恋に悩みはつきません。

    美人で仕事もできるのに、どこか抜けている薫は、『逃げるは恥だが役に立つ』の、百合ちゃんを思い出します。

    専業主婦のえみちゃん


    専業主婦のえみちゃんは、毎日の生活にトキメキが無い!と思い、日常生活をいろいろ工夫するもののうまくいかない。おまけにダンナはなぜかエアロビに夢中(笑)。

    どうすれば、毎日気持ちよくすごせるのか。そのヒントは案外身近にあったりするんですね。

    手作りの鞄デザイナーのミチル


    鞄デザイナーとして活躍していたミチルだが、あるときから注文が少なくなってしまった。しかしピンチのときこそチャンスと思いなおし、革職人の双子の老人に弟子入りして革の勉強をする。

    それでも先行きの不安から、薫の弟で、ずっと子分のように思ってきたタカヒロに愚痴をこぼすと、タカヒロから突然「好きだ」と告白され、自由か、安定かで心が揺れて…。

    いきなり、恋愛対象外だった弟分からの告白って、うれしいけれど、年上としては受け入れるまでに迷ったりしてしまうんですよね。

    4人とも恋や仕事や日常生活を大切に生きているんです。
    そこが読んでいてとても共感できる。ずっと仲良しで輝いていてほしいキャラクターたちです。そして幸せになってほしい。

    このたび、ドラマ化にともない『デイジー・ラック』新装版が発売!4人のその後が4コマでちょこっと語られます。
    4人とも、30代のころに描いたときめきのある生活を実践していて、なんだかうれしい。まるで懐かしいに会えたような気分です。

    いままでの単行本ももっているけど、こちらもほしい!だってファンだもの!

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    『デイジー・ラック』収録短編


    『デイジー・ラック』の単行本には他にも読み切り短編がいくつか掲載されています。これも女性たちの日常を描いた作品で面白いです。

    「シエスタ」


    さくらは、高校時代の友人、柏木くんに片思い中。けれど、彼には彼女がいて、友達以上に思われていない。そんな中、別の男性から思いを告げられるものの、その男性は彼女との別れ話がこじれている。思い余って占いのに頼ると、「純粋な気持ちなら両思い、邪心が生じると破綻」と言われ、告白して両思いになったものの、恋人にはなれなくて…。

    失恋話ではありますが、新しい出会いとトキメキが感じられるお話です。

    「ホリディ」


    編集者のたまちゃんと書店員のミチルが4泊6日のハワイツアーへ。買い物とグルメを堪能し、慌ただしく過ごしたたふたりですが、最後はのんびり公園ですごす。女子旅の楽しさが伝わってきます。

    「ロングステイ」


    書店員のミチルが引っ越しを決意。新しい街をみてまわるのは、なんだか旅に出ている気分。ユニットバス嫌いのヒナだったけれど、友人たまちゃんの一言で「新しい部屋をNYに見立てて住む」ことにする。

    確かに、新しい街に越したときって、散歩するのでもワクワクしますよね。新しい発見があるし。

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    海野つなみ作品


    回転銀河1〜4→
    回転銀河5→
    回転銀河6→
    後宮1→
    海野つなみ作品集 「tsunamix」→
    「キスの事情」→
    「彼はカリスマ」→
    「くまえもん」→
    「豚飼い王子と100回のキス」→

    JUGEMテーマ:少女漫画全般

    レビューポータル「MONO-PORTAL」
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    デイジー・ラック 1 (1) 海野 つなみ 最近読んだ海野さんの「回転銀河」が個人的にヒットしたのでちょっとさかのぼって買ってみました。全2巻なので手も出しやすかったですし。回転銀河もそのうち感想のせるかもしれません。 「デイジー*ラック」は小学生か
    • scribble
    • 2010/11/07 9:12 PM
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