2008.07.16 Wednesday

「深海のパイロット」 藤崎 慎吾 田代 省三 藤岡 換太郎

有川浩先生の「海の底」で、参考文献として巻末に挙げられていた本です。
通常、こういった専門書は専門用語だらけでおもしろくないかと思いきや、わかりやすいことばで書かれていて素人にもわりあい読みやすい内容でした。
文中には、深海探査船で録音されたパイロットや研究員達のナマの声がそのまま掲載されている箇所があり、ブラックスモーカー(高温の水と硫化物の噴出口)を発見したときの興奮の様子が伝わってきます。

私が印象に残ったのは、深い深い深海にも、人の捨てたビニール袋
や空き缶などが発見されている事実。人間の影響が深海にも及び始めているんですね。
中には変わったものもあり深海6000メートルにあったのはなんとマネキンの首。それもどうやら「南極にもっていった」やつらしい…(^^;)
光のささない深海にマネキンの首。発見したときはびっくりしたでしょうね。

こうした人類の悪影響が徐々に深海に及ぶようになると
レガリスの出現も小説の上でだけではすまなくなってくるのかも…

深海のパイロット (光文社新書)
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