「回転銀河5」 海野つなみ

2008.08.13 Wednesday

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    「回転銀河」の待望の5巻が出ましたv(≧∇≦)v
    ほのぼのあり、ベタ甘あり、身を切られるような切なさあり、
    登場人物たちが星座のように連鎖し、影響してゆく恋愛オムニバス、復活です。



    ・わたしの一日
    物語のメインキャラ・和倉が所属する地味系乙女のオアシス・手芸部。そんな地味な手芸部の地味な部長の地味な一日のお話。
    でもね、地味なんだけど切なくて、読んでいてほっこりするんです。
    地味で目立たないけれど、部長がすごくいい子でね。
    和倉にちょっとコンプレックスを抱いているけれど
    誰よりも和倉や手芸部の雰囲気を大切にしているというか。
    「回転銀河」の中で隠れファンが多い理由がわかるなあ。
    がんばれ部長。そしてこれからも地味系乙女でいてください。

    ・悪魔に魅入られし娘
    美しい容姿と悪魔のような性格で周囲を巻き込む双子、天野兄弟。
    そんな悪魔の双子にも「普通に」接する事のできる和倉。
    マイペースで中立的な和倉の態度は、双子の兄・優のプライドを妙に刺激するらしく、ことあるごとに彼女にちょっかいをかけてくる。なにがすごいって恋に発展しそうな和倉の出会いを合法的に、周到にことごとく潰してゆくんですよ、和倉さえ気づかないうちに。(((; ゚д゚)))しかし、プライドの高い優は決して和倉を恋愛の対象にすることはない。
    まさに和倉は「悪魔に魅入られて」しまった。
    けれども、もともとがマイペースな和倉は、そんな悪魔の所業さえもたのしんでします。
    面白がって2人を観察している、双子の弟・賢のように、
    読者であるわたしも今後の2人の展開が楽しみでしかたありません。がんばれ和倉ちゃん!

    ・クロニクル
    こちらは海野つなみ先生の別マンガ「デイジー・ラック」のキャラクターが出張。鞄職人のミチルと、弟分のタカヒロとの恋物語。
    タカヒロ視点で今までの出会いと告白するまでが描かれています。
    仲良い男女が恋に進展するのって意外に難しいもんなんですね。
    詳しくは「デイジーラック」で→

    ・最後の日
    こちらは悪魔の双子・天野兄弟に付きまとっていたウザ男・松崎君のお話。松崎君の話と聞いて、はっきりいって「どうしてこいつ?」と思ったんですが、松崎君側の視点から見ると、すごく切ない話でした…
    松崎は自分と「同等」と思った天野兄弟に、足らないものとして認識され、排除されてしまった。
    ちょっと自意識過剰な松崎がなぜあんなに天野兄弟に固執したのか…ただ、友達になりたかった、認めてほしかっただけなんですね。でも、方法を間違ってしまった。なにひとつ伝わらない思いは爆発して終わりをとげてしまう。

    痛くて切ない。
    でも甘い話と切ない話、その2つこそが「回転銀河」の真髄なのでしょう。だからずっとこのマンガに魅かれてしますのです。

    回転銀河 5 (講談社コミックスキス)海野 つなみ回転銀河 5 (講談社コミックスキス)回転銀河 4 (講談社コミックスキス) 回転銀河 3 (講談社コミックスキス) 回転銀河 2 (講談社コミックスキス) 回転銀河 1 (講談社コミックスキス) 回転銀河 6 (講談社コミックスキス) by G-Tools


    ●海野つなみ作品
    回転銀河6→
    回転銀河1〜4→
    デイジー・ラック1〜2→
    後宮1→
    海野つなみ作品集 「tsunamix」→
    「キスの事情」→
    「彼はカリスマ」→
    「くまえもん」→
    「豚飼い王子と100回のキス」→
    JUGEMテーマ:少女漫画全般
    コメント
    こちらでは初めまして、三森紘子と申します。
    先日はコメントありがとうございました!

    「回転銀河」の復活、本当にうれしいですね。
    手芸部部長に隠れファンが多いのはとってもうなずけます。手芸部の乙女ノリに、天野兄が不本意ながらもなごまされているのが良かったです(笑)
    「デイジー・ラック」出張編もよかったですね。実は「デイジー・ラック」は自分で持ってないのですが、また読み返したくなってきました。買っちゃおうかと画策中です^^

    それでは、またお邪魔させていただきますね♪
    (追伸:私も「我が家」好きです・笑)
    三森さん
    コメントありがとうございます。
    とりあえず6巻までは決まっているそうなので
    楽しみです。

    デイジー・ラックも大好きな作品です。
    「回転銀河」がビターなら、「デイジー・ラック」はややベタ甘ですね。
    元気な女性の恋と仕事の日常、わくわくしながら読んでいます。

    「我が家」も最近テレビ出演が多くてうれしいです。
    特に坪倉が谷田部の手を取って顔を近づけて言うツッコミが好きです♪
    • by 日月
    • 2008/08/17 4:07 PM
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