「陽気なギャングが地球を回す」 伊坂 幸太郎

2008.08.17 Sunday

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    映画化もされ、前から気になっていた
    陽気なギャングが地球を回す」を読みました。
    痛快な娯楽小説という感じ。
    ちょっとした「特殊能力」をもつ4人のギャング。
    スリの天才で人間より動物が好きな青年・久遠に、
    正確な体内時計を持つ女・雪子。
    特に人間嘘発見器・成瀬に演説の達人、響野。
    それと、4人の協力者で偽造のプロ・田中。

    4人は最強のギャング…のはずだったが、こともあろうに
    逃走中に別の銀行強盗に遭遇し、現金を奪われてしまう。
    久遠がすった財布を手がかりに下っ端強盗の住みかをつきとめる
    ものの、そこには死体が。
    一方、ギャングの一人、雪子の息子・慎一はクラスメイトがいじめグループに連れ去られてしまい、響野たちに助けを求めるが…
    裏切り、だましあい、トリック。
    最後に笑うのは誰?


    面白かった。
    スピード感があって、車で疾走しているような爽快感。
    ただ、ちょっと先の展開が読めてしまうのが難点かな。
    裏切りやX氏の正体なんてすぐにわかってしまったもの。
    でもこの話は謎解きがメインではなく、あくまでギャングの
    非日常的な「日常」を描いたものなので、
    これはこれで痛快かも。
    「グルーシェニカー」「フラッシュが焚かれないカメラ」など、田中の変な発明や、ギャングたちの何気ない会話の中に、ラストのトリックのヒントが隠されていて、おもわずニヤリとしてしまいます。

    陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
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    ●伊坂 幸太郎作品
    バイバイ、ブラックバード→
    重力ピエロ→
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    コメント
    この人の本は本当にいずれも面白いです。
    私はこの「陽気なギャング・・・」から伊坂さんの本にはまりました。
    まったく、雪子の以前の旦那の情けなさがなんとも(T∀T)

    本文からずれますが、カピバラの本可愛いですね。
    現在、図書館借りの「いっちばん」読み終わりました。
    栄吉さん、頑張っているんだね。
    初の伊坂本だったのですが、面白いですね。
    もうちょっとトリックがあってもよかったかと
    思いましたが、その分、小技がきいているんですね。

    カピバラ、大好きなんですよ。毎日見て癒されています。
    寝ているところはちょっと十二国記の楽俊を思い起こさせる姿を
    しています。

    わたしも不器用人間なのですが、すぐにあきらめてしまいます。
    でも栄吉さんはあきらめないんですよね。好きなことを続けて
    いけばきっと報われると思うので、これからも精進していってほしいです。
    • by 日月
    • 2008/08/17 3:54 PM
    この作品大好きです♪
    伊坂さん苦手だったのですが、この本で好きになりました。
    こってりとしたミステリではなかったですが、
    小ネタが沢山使われていて、面白く読めました★
    会話とテンポの良さをメインで楽しむ形ですね。
    • by 月夜
    • 2008/08/17 4:44 PM
    月夜さん
    面白かったです。
    軽快な会話がなんともスタイリッシュで面白い。
    とくに、トカゲの群れのところには爆笑してしまいました。
    こんど映画版も見て違いを確かめたいですね。
    私のイメージは成瀬は堤真司さん、地道は温水さんです。
    • by 日月
    • 2008/08/17 9:15 PM
    はじめまして。TB(99%の誘拐)ありがとうございました。ミステリーでは、同じような本を読んでいるようですね♪また遊びにきます。
    マリーさん
    コメントありがとうございます。
    マリーさんも館シリーズよんでらっしゃるんですね♪
    ミステリの感想はネタばれしないように書くのがむずかしいです…
    またあそびに行かせてもらいます。(^^)
    • by 日月
    • 2008/08/22 11:22 PM
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