2008.11.16 Sunday
しゃばけシリーズ「ぬしさまへ」 畠中 恵
しゃばけシリーズ第二弾「ぬしさまへ」
今回から短編です。
●ぬしさまへ
●栄吉の菓子
●空のビードロ
●四布の布団
●仁吉の思い人
●虹を見し事
私が気になったのはこの2編。
若だんなの義理の兄・松之助にいさんのお話です。
奉公先ではつらい境遇の松之助だが、心根はたいそうやさしくて、つらいことがあっても、いつか心が浮き立つことにであえると信じている。あるとき奉公先の猫が殺される事件がおこり、猫殺しの汚名を着せられそうになるのだが、奉公先の娘・おりんが助け舟を出してくれた。
おりんのことを特別に思い始めた矢先、おりんの本当の目的を知り、愕然とする。また、猫殺しの意外な犯人も判明するが、人の汚さ・醜さを見せつけられた松之助は絶望してある行動を起こそうとするが、それを止めたのは拾った空色のビードロだった…
辛い境遇で追い詰められても、自分を失わなかった松之助さんがいじらしくていじらしくて。・゚・(*ノД‘*)・゚・。
若だんなも探していた兄さんにようやく会うことができました。
よかったよかった。
妖怪がらみかとおもいきや、一番怖いのは人間という。。
若だんなの布団から夜ごとすすり泣きが聞こえる。若だんなは気にするなといったものの、怒った佐助と仁吉は旦那様をたきつけて布団のを注文した田原屋へ文句を言いにいくことに。
ところが田原屋の主人は偉い癇癪持ちで、その怒号を聞いた若だんなは気を失ってしまう…
私も実際、田原屋の旦那のような人にどなり散らす人を知っていますが、人のどなり声は本人が思っている以上に他人を不快にさせます。田原屋の旦那も若だんなに諭されたように、もう少し皆の気持ちになって考えてくれるといいのですが…
・2007しゃばけドラマ感想→
・「しゃばけ」感想→
・「おまけのこ」感想→
・「うそうそ」感想→
・「いっちばん」感想→
・「ころころろ」感想→
・「ゆんでめて」感想→
・「やなりいなり」感想→
・「ひなこまち」感想→
・「たぶんねこ」感想→
・「すえずえ」感想→
・しゃばけ絵本「みぃつけた」感想→
・2007しゃばけドラマ感想→
・2008しゃばけドラマ感想→
・「しゃばけ読本」→
・「しゃばけ」感想→
・「おまけのこ」感想→
・「うそうそ」感想→
・「いっちばん」感想→
・しゃばけ絵本「みぃつけた」感想→
・「ころころろ」感想→
・「ゆんでめて」感想→
今回から短編です。
●ぬしさまへ
●栄吉の菓子
●空のビードロ
●四布の布団
●仁吉の思い人
●虹を見し事
私が気になったのはこの2編。
●空のビードロ
若だんなの義理の兄・松之助にいさんのお話です。
奉公先ではつらい境遇の松之助だが、心根はたいそうやさしくて、つらいことがあっても、いつか心が浮き立つことにであえると信じている。あるとき奉公先の猫が殺される事件がおこり、猫殺しの汚名を着せられそうになるのだが、奉公先の娘・おりんが助け舟を出してくれた。
おりんのことを特別に思い始めた矢先、おりんの本当の目的を知り、愕然とする。また、猫殺しの意外な犯人も判明するが、人の汚さ・醜さを見せつけられた松之助は絶望してある行動を起こそうとするが、それを止めたのは拾った空色のビードロだった…
辛い境遇で追い詰められても、自分を失わなかった松之助さんがいじらしくていじらしくて。・゚・(*ノД‘*)・゚・。
若だんなも探していた兄さんにようやく会うことができました。
よかったよかった。
●四布の布団
妖怪がらみかとおもいきや、一番怖いのは人間という。。
若だんなの布団から夜ごとすすり泣きが聞こえる。若だんなは気にするなといったものの、怒った佐助と仁吉は旦那様をたきつけて布団のを注文した田原屋へ文句を言いにいくことに。
ところが田原屋の主人は偉い癇癪持ちで、その怒号を聞いた若だんなは気を失ってしまう…
私も実際、田原屋の旦那のような人にどなり散らす人を知っていますが、人のどなり声は本人が思っている以上に他人を不快にさせます。田原屋の旦那も若だんなに諭されたように、もう少し皆の気持ちになって考えてくれるといいのですが…
・2007しゃばけドラマ感想→
・「しゃばけ」感想→
・「おまけのこ」感想→
・「うそうそ」感想→
・「いっちばん」感想→
・「ころころろ」感想→
・「ゆんでめて」感想→
・「やなりいなり」感想→
・「ひなこまち」感想→
・「たぶんねこ」感想→
・「すえずえ」感想→
・しゃばけ絵本「みぃつけた」感想→
・2007しゃばけドラマ感想→
・2008しゃばけドラマ感想→
・「しゃばけ読本」→
・「しゃばけ」感想→
・「おまけのこ」感想→
・「うそうそ」感想→
・「いっちばん」感想→
・しゃばけ絵本「みぃつけた」感想→
・「ころころろ」感想→
・「ゆんでめて」感想→
JUGEMテーマ:本の紹介
悲しくってやがてあたたかくって泣ける物語でした。