「ザ・万歩計」 万城目 学

2009.02.21 Saturday

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    不思議で面白い小説を書く人は、エッセイもやっぱり不思議で面白い。不思議と真実が入り混じったマキメワールド。

    鴨川ホルモー」を書くにあたり、昔から自分の周りに見える「茶きん絞り」の顔を持つ小さなモノたちを小説に登場させたり、モンゴル旅行で出会ったカモシカと会話したことで「鹿男あをによし」の着想を得たらしい。

    普通ではちょっと考えられないできごとですが、マキメさんの文を読んでいると実世界でも「オニ」は存在していて、鹿は話すことができるような気がしてきます。
    それにしても万城目さんが幼少の頃に万博公園で
    出会った巨大怪鳥の正体は一体何だったのでしょうか?
    私はビッグバードのかぶりものという、
    非常に夢のない推理なんですが。

    ザ・万歩計
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    「偉大なる、しゅららぼん」→
    「鹿男あをによし」→
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    JUGEMテーマ:エッセイ


    コメント
    これを読んでいると単なる妄想も小説にすると面白くなるんだなって思いました。
    なにげに万城目さんの日常が見えて楽しかったなO(≧▽≦)O
    Crambom、さん
    確かに、妄想を小説に取り入れると面白い世界観になりますよね。
    妄想が多すぎるとちょっと引いてしまうのですが、万城目さんの話は妄想と現実のバランスがうまくとれているんだと思います。

    万城目さんの日常って、同年代の男性よりも少し流行が古いような…
    でも、そこが魅力なんですけどね。
    • by 日月
    • 2009/02/24 2:34 PM
    こんにちは。
    私も読みました!(またTBができませんでした…(泣))
    マキメさんの不思議ワールドにまたはまってしまいました。
    今度は『鴨川ホルモー』に挑戦したいと思います!
    • by 小夜
    • 2009/03/05 11:05 AM
    小夜さんへ
    『鴨川ホルモー』面白いですよ。
    現実と不思議の境界線が実にあいまいで。エッセイでマキメさんも書いていましたが不思議なことにあった人間は、ひとしきり驚いたあとは結構淡々と折り合いをつけて過ごすもののようです。
    新作もでているのでこちらも読んでみたいです。
    • by 日月
    • 2009/03/06 12:39 AM
    こんにちは。
    コメントありがとうございました。

    少し妄想の入ったところが、
    個人的に森見登美彦を連想させる方でした。

    小説も読んでみたいなと思ってます。
    KOROPPYさん
    マキメさんの、現実と不思議が混在する
    小説が大好きです。人間、不思議なことを体験しても、慣れてくると普通に生活できるものなのかもしれません。
    私もオニを見たり、鹿と話ができたらいいなと思ってます。( ̄▽ ̄)
    • by 日月
    • 2009/07/03 3:52 PM
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    「鹿男あをによし」「鴨川ホルモー」の作者である万城目学さんの初のエッセイ集。 すんごく面白かったです。5つ★あげちゃいます。
    • ポコアポコヤ
    • 2009/02/22 10:16 AM
     「鴨川ホルモー」など、独自の作風で知られる小説家の万城目学氏が、自分の思い出や日常の愉快な話などを集めた面白エッセイ集・「ザ・万歩計」(文春文庫)。彼の作品の ...
    • 本の宇宙(そら) [風と雲の郷 貴賓館]
    • 2013/05/14 7:33 PM
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