2009.03.27 Friday

[映画] カーテンコール

このブログの「GO」の感想でも少し紹介した映画「カーテンコール

記者の香織は、自分のスクープが原因で自殺者を出してしまい、都会を離れ地方の雑誌社で働くことになった。
そこに送られた一枚のハガキ。
それは昔の映画館にいた映画と映画の間に芸を披露する「幕間芸人」を探してほしいというものだった。偶然にも香織の故郷・下関の映画館にいたという「幕間芸人」、安川修平と彼の人生を追っていく。当時の知り合いから聞いた安川は、全盛期の映画館を明るく盛り上げてくれた存在だった。
やがて彼の娘・美里を探し当てるが、彼女から聞かれたのは父への憎しみの言葉だった。
やがて映画館は閉館が決まる。閉館のイベントに安川を呼び、娘と再会させたいと奔走する香織。この経験で彼女もまた、疎遠になっていた父親との関係を見直すことになってゆく。

いい映画でした。ノスタルジックで切なくて。
映画の黄金期の熱気あふれる雰囲気がまるでその時代のなかにいるような気もちになります。
私がまだちいさいころは「みなと劇場」のような映画館がのこっていて、行くたびにワクワクしたのを覚えています。昔の映画館は今よりずっと楽しい場所だったんですよね。

また、この映画では在日の人々に対する差別や偏見に対して描かれていました。
香織が探す幕間芸人・安川修平さんも在日ということで映画館の社員になれなかったり、香織自身も好きだった在日の男の子に(告白のために)呼び出されても怖くなっていけなくなった。というエピソードが描かれています。
その後、香織は安川探しがきっかけで、初恋の在日の男の子に再会し、過去の行為をあやまります。香織のなかでもずっと心にひっかかっていた出来事だったのでしょうね。

人の偏見や差別、確執というものは、簡単にはぬぐいされないものなのだと思います。でも、この映画をみるとほんのちょっとだけ、救われたような気がします。

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Comment
こんにちわ
映画がみんなの娯楽として輝いていた時代を感じることができる、いい作品ですよね
「いつでも夢を」の歌も印象的でした
西荻住人さま
ご訪問とコメントありがとうございます。昔の映画館の方がワクワクしましたね。館内も今よりずっと暗くて子供のころは怖かった印象があります。

安川さんの若いころを演じた藤井隆さんがいつものお笑いを抑えていい演技をしていました(^^)
  • 日月
  • 2009/03/31 22:01





   
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