「こころげそう 男女九人 お江戸恋ものがたり」 畠中 恵

2009.03.30 Monday

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    「こころげそう 男女九人 お江戸恋ものがたり」。
    男女七人夏物語 お江戸版といったところでしょうか。
    幼なじみ9人の恋愛模様が複雑にこんぐらがって、せつない。

    下っ引きの宇多は、思いを寄せていた幼なじみ・於ふじが突然死んでしまい、思いを告げられなかったことを後悔していた。
    ところが、死んだはずの於ふじが幽霊となってもどってきた。
    父親を心配して成仏できなかったという於ふじと奇妙なつきあいがはじまる。

    幼なじみ同士の恋模様をからめつつの最後に物語の大きな謎がとけるような流れになっています。
    思いが通じない相手を思う切なさは、山本 周五郎の「さぶ」に通じるものがあるかも。

    ただ、於ふじと兄千之助が死んだ原因にからむ事件とか、犯人の結末がいまひとつ盛り上がりに欠けたのが残念。(>_<)

    こころげそう 男女九人 お江戸恋ものがたり
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    ●「しゃばけ」以外の畠中作品
    「まんまこと」→
    「つくもがみ貸します」→
    「アイスクリン強し」→
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    コメント
    うん、これはちょっと盛り上がりに欠けるな。
    それとイラストがイマイチ可愛くないんだよな。
    他のと比べると・・・鳴家なんか可愛いのにね。
    下記の中では「つくもがみ…」が面白かったね。
    Crambom、さんへ
    ちょっと登場人物が多すぎてごちゃごちゃしてましたね。片恋の切なさはよかったのですが、謎解きがいまいちでした。イラストは「花宵道中」のさやかさんという方らしいのですが、花魁にはあっても、庶民にこの絵はどうなんでしょう…

    わたしは「まんまこと」がすきでした。続編が出るらしいので、こっちも読んでみようと思います。
    • by 日月
    • 2009/03/30 11:10 PM
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