「センネン画報」 今日マチ子

2009.04.05 Sunday

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    王様のブランチ等で話題となっていた今日マチ子さんの
    センネン画報」を読みました。
    エロスとタナトス、ノスタルジックが入り混じった、
    なんとも不思議でこころをつかまれる作品でした。

    高校時代は、人生の中でたった3年。なのに
    その頃の心象は年を経てもなお、私たちの心をとらえてしまう。

    センネン画報」に登場する
    高校生カップルのなにげない日常や
    心象風景を切り取った言葉のない絵は、
    読んでいてどこかくすぐったく、
    心の奥の部分がギュっとなるのです。

    ただ単に切なかったり、かわいいだけではなくて、
    この作品にはどこかエロティックさと、
    死のイメージが感じられます。
    センネン画報にはたびたび百合の花がでてくるのですが、
    女の子が百合の花を切るシーンは、
    もうそれだけでゾクっとします。

    センネン画報 その2→

    センネン画報
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    今日マチ子 太田出版


    センネン画報 その2
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    こちらは今日マチ子さんがイラストを担当したライトノベル。
    徳島の高校の図書委員たちの甘酸っぱい青春。面白いです。

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    山本 渚
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