舞台 「その男」

2009.04.13 Monday

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    上川隆也さん主演の舞台 「その男」を見てきました。
    もともと池波正太郎の原作が大好きで、上川隆也さんも好きな俳優さんで、これは見るしかなかろう、と同じく池波好き、上川好きの母の接待もかねて観劇。

    演出はラサール石井さん、音楽は津軽三味線奏者の上妻宏光さん。
    時にロック調なものから、悲しいメロディーまで三味線の音色が多彩で芝居にすごくあっていました。

    物語は
    主人公、杉虎之助は旗本の嫡男に生まれたが義母にうとまれ、わが身を儚んで大川に身を投げるが、謎の剣士・池本茂兵衛(平幹二朗)に助けられた。
    その後、剣の腕を磨き、成長した虎之助は中村半次郎(池田成志)や生涯の友、伊庭八郎(波岡一喜)と出会い、交流を深める。
    虎之助は彼らの影響もあり幕府の隠密をしている師匠を助けたいと思うのだが、池本から与えられたのは、男装の女性・礼子を彦根まで送り届けるというものだった。
    幕末、男子なら誰でも時流にのり、名を残したいと願うなかで池本は虎之助に「世の流れにかかわりなく生きよ」と諭す。

    この杉虎之助という人物は原作によると、作者・池波正太郎先生が幼いころ出会った実在の人物をモデルにしているのだとか。

    時代を変える力を持ちながら、波乱の世に流されず、あえて流れを見続けることを選んだ男の生涯。上川さんをはじめ、出演された俳優さん、みなさん素晴らしかったです。
    平幹次郎さんは、さすがの存在感だったし、内山理名さんも若いながら男装の剣士と女の子らしいところの演じ分していたし、中村半次郎役の池田成志さんは、半次郎のコミカルなところと真面目なところがよく出てました。

    演出もすばらしかったのですが、もうひとつあれば、晩年の虎之助が幼少時代の池波正太郎先生に会うシーンがあればよかったなと思います。

    伊庭八郎役の波岡一喜さんにはなんと上地くんからお花が!(((( ;゜Д゜)))

    上地くんから波岡一喜さんへのお花

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