「隅の老人」 パロネス・オルツィ

2009.04.18 Saturday

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    パロネス・オルツィの有名なミステリ「隅の老人
    女性記者がカフェの一角で謎の老人と出会い、難事件の推理を聞くという形式でつづられています。

    「隅の老人」あらすじ


    新聞記者のポリーは、行きつけのカフェで奇妙な老人に出会う。その老人は同じ席に座り、ひもを組んだりほどいたりして複雑な結び目をつくるのがくせを持っていた。
    老人は世間をにぎわす謎の難事件に、独特の推理を展開してポリーに雄弁をふるう。

    数々の難事件から真犯人を探し出した隅の老人。いったい彼は何者なのか。それは最後まで明かされない。
    けれど最後の事件でポリーは老人の「ある事実」に気づく…

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    パロネス・オルツィは男爵家に生まれた女流作家でイラストレーターとしての才能もあった方だそうです。力を入れていたのは歴史小説の方ですが、「隅の老人」でミステリ作家としての知名度の方が高いですね。彼女の名前は綾辻さんの「十角館の殺人」でもミステリサークルのメンバーのあだ名につかわれています。

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