「攻殻機動隊 灼熱の都市」 遠藤 明範 士郎 正宗

2009.05.31 Sunday

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    映画2作もテレビのS.A.Cシリーズを見終わってしまっても、
    私の攻殻機動隊への熱は収まりきらず、小説にも手をだすことに。
    攻殻機動隊 灼熱の都市」は、映画「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」公開後にオリジナルストーリーとして書かれた小説で、発足したての公安9課と、都市壊滅をもくろむテログループとの戦闘が描かれています。

    9課が発足したてという設定のせいか、あっさりテログループにつかまってしまったり、敵に危機一髪まで追い込まれてしまう少佐は、なんだかちょっとイメージと違う…(>_<)
    とはいえ、攻殻機動隊の世界を補完するにはいい材料でした。
    「天然オイル」や、「並列化による個性獲得」など、SACシリーズにも出てきたタチコマ(フチコマ)のエピソードも載っていたことや、この本のラスボスが攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELLの「人形使い」と対照的な存在なのも面白かった。

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    ●神山健治版テレビシリーズの小説
    [小説] 攻殻機動隊「虚夢回路」→
    [小説] 攻殻機動隊「凍える機械」→
    [小説] 攻殻機動隊「眠り男の棺」→


    ●押井守版の映画をベースに描かれたオリジナル小説
    [小説] 攻殻機動隊2 STAR SEED→


    攻殻機動隊テレビシリーズ 「STAND ALONE COMPLEX」感想→
    攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man感想→
    攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D→

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    サイズが無駄にデカいです。 何故かと言えば、大きめに取られた余白部分に、 劇場版攻殻の冒頭で少佐が飛び降りるシーンのパラパラ漫画が付いているから。 挿絵の代わりに映画のカットが入っていたりしますが、 少佐が無駄に裸だったりするので電車で読みにくいことこの
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    • 2013/02/06 10:32 PM
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