[映画] 愛の泉

2009.07.02 Thursday

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    金城一紀さんの「映画篇」が好きで、「映画篇」に出てくる映画はできるだけ見ることにしています。今回の「愛の泉」は1954年のアメリカ映画。原題は「Three Coins in the Fountain」タイトル通り、3つの恋の物語です。例えるなら50年代アメリカ風トレンディドラマかな。

    ローマに秘書としてやってきたマリアは、同じく秘書のアニタ、フランシスとともに高級アパートで共同生活を始める。その夜、マリアはカクテルパーティで出会ったディノ公爵にひかれ、彼の好みの食事や音楽を探り、ディノの関心を得ようとする。
    アニタはイタリアにうんざりしており、嘘の結婚でアメリカに帰ろうとしていたが、イタリア人局員・ジォルジォに求愛され、愛しあうように。けれどイタリア人局員との恋愛禁止の職場ではジォルジォがクビにされ、責任を感じたアニタは彼と別れようとする。
    一方、マリアはうまくディノ公爵の心を射止めたものの、良心の呵責からすべてをうちあけ、ディノに嫌われてしまう。
    フランシスは長年秘書をしていた著名作家シャドウェルから求婚され喜ぶが、その直後彼の病気が判明し、婚約を取り消されてしまう。トレビの泉にコインを投げた願いは通じるのかー。

    とはいいものの、そこはアメリカのラブストーリー、最後はすべて大団円なのですが。

    マリア、アニタ、フランシスのファッションや生活がとてもおしゃれ。眺めの良いテラスでの朝食や細いたばこをくゆらせながら仕事をこなす仕草、ガールズトークなど、こんな生活ができたら素敵だろうな。また、3人ともとてもかわいい女性で、ちょっと計算高いけれど天然のマリア、現実的で情熱的なアニタ、最年長で2人を見守るかっこいい女性、フランシス。
    50年代の話なのに、働く女性のスタイルは現代とあまり変わりません。むしろこの頃のアメリカはものすごく力があったので、このころの生活の方が豪華なのかもしれません。

    デジタルリマスターで当時の天然色をそのままに、独特の色調が美しく再現されています。
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    映画篇」では、おばあちゃんとおじいちゃんが初めてみた映画「ローマの休日」を孫たちが上映するというストーリーで「愛の泉」が登場します。
    映画篇
    映画篇
    ここからは映画篇とのつながりについて少し。
    映画篇の一篇、愛の泉ではおばあちゃんとおじいちゃんが初めてみた映画「ローマの休日」を孫たちが上映するというストーリーなのですが、実はおじいちゃんと見た映画は「ローマの休日」ではないのです。「愛の泉」を観るとこちらもローマを舞台にしたお話なので、もしかしたら、こっちが正解なのかも。
    コメント
    こんにちは。コメントありがとうございました。
    この時代の作品って、色がカラフルで、洋服も可愛いものが多いんですよね。
    50年代アメリカ風トレンディドラマとはうまいですね(笑)。
    あと、ルイ・ジュールダン(フランス)、ロッサノ・ブラッツィ(イタリア)と、国際色豊かだったのも興味深かったです。
    • by mayumi
    • 2009/07/04 2:52 AM
    mayumiさん
    コメントありがとうございます(^^)
    アメリカ映画だとどこが舞台でも全編英語のものが多いきがしますが、ちゃんとイタリア語も出てきたところが個人的にすごいなと思いました。俳優さんも国際色豊かなのですね。50年代ファッションは今見てもおしゃれです。
    • by 日月
    • 2009/07/04 4:52 PM
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     1954年/アメリカ  監督/ジーン・ネグレスコ  出演/ドロシー・マクガイア      ロッサノ・ブラッツィ      ルイ・ジュールダン  ローマを舞台に、3組の男女の恋を描いた物語。冒頭、美しいローマの名所が映し出され、ちょっとした観光気分にな
    • It's a wonderful cinema
    • 2009/07/03 1:02 AM
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