少年バレリーナとイギリス労働者の物語[映画] リトル・ダンサー

2009.07.26 Sunday

0
    イギリス・貧しい炭鉱町の11歳の少年がバレエの魅力に夢中になり、周囲の反対にあいながらもダンサーとして成長していく物語リトル・ダンサー

    ビリーは父親の要望でボクシング・クラブに通っていたが、偶然からバレエ教室の様子を目にして面白半分に踊ってみると、自分でも驚くほどたのしく、才能を見いだされたウィルキンソン先生によってバレエ教室に通うようになる。やがてロンドンのバレエ学校へのオーディションへの誘いがくるのだが…

    ビリーの周りの生活はうっ屈だらけ。
    母に死なれた悲しみや寂しさ、炭鉱夫として働く父と兄は過激なストを行い、警察からマークされている。祖母は軽度の痴ほう症で世話が必要…そんな生活の苦悩から、バレエは解き放ってくれる唯一の方法なんですね。

    バレエなんて女のものだ!と反対していた父親も、ビリーのはげしい踊りをみて、彼の才能をのばすべきだと思い直します。

    だけどそれにはお金がいる。「俺達には未来は無い。でもあいつには未来があるんだ」と、信念を曲げて組合ストを抜けて働こうとするんです。その姿を見た兄トニーもまた譲歩して組合を動かします。
    それにしてもイギリスって階級社会ですね。(´Д`)=3

    ビリーの家族がストをしたのもおそらく過酷な労働条件だったからだろうし、確かにあの街にいたら他の条件のいい職業につくのは難しいでしょう。

    ビリーが受けたロンドンのバレエ学校も格式が高く、ビリー親子は完全に浮いた存在だったしなあ。

    リトル・ダンサー [DVD]
    アミューズ・ビデオ (2001-07-27)売り上げランキング: 4278


    ラストはベタだけれども、とてもすてきな展開でした。
    ラストは、ダンサーとして成功したビリーがおそらく初めて主役をつとめる舞台に父と兄が見に来るんです。よかった…。・゚・(*ノД‘*)・゚・。

    会場には友達のマイケルも姿を表します。マイケルは「オカマ」で女装の癖がある男の子で、あの街ではそれを隠していなきゃならない。マイケルはビリーのダンスを見たことで、自分の本当姿になれるよう、がんばったのかもしれません。

    成長したビリー役は実際のバレエダンサーの方が演じられたそうです。
    コメント
    おはようございます。

    これ、ずっと前に観ましたが、大好きな映画のひとつです。
    同じようなさびれた炭坑町を舞台にしたイギリス映画「ブラス」もよかったです。
    牛くんの母さん
    コメントありがとうございます。
    (^^)やっぱり貧しい社会からの子供たちの成長ものっていいですね!
    「ブラス」もみたいと思ってます。

    • by 日月
    • 2009/07/26 10:42 PM
    コメントする
    トラックバック
    この記事のトラックバックURL