しゃばけシリーズ 「ころころろ」

2009.08.06 Thursday

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    しゃばけシリーズ「ころころろ」を読みました。今回の若だんなは目が見えなくなるという災難に見舞われてしまいます。しかし、病弱ではあるものの、屈強の妖(あやかし)、白択と犬神に守られている若だんなから目の光を奪うなんていったいどんな力の持ち主なのかというと…

    ころころろ
    ころころろ
    posted with amazlet at 09.08.05
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    ・はじめての


    タイトル通り、「若だんなの初恋物語」です。
    若だんなが12歳の時のお話で、生目社という目の神様に七宝を奉納する件で相談にきた娘・お沙衣にほのかな思いを寄せます。

    七宝の奉納については、あやしげな目医者が仕組んだ詐欺だとわかったのですが、若だんなはお沙衣に思いを伝えることなく失恋してしまいます。小さい若だんながぽろぽろと涙をこぼす場面がいじらしくって…。・゚・(*ノД`*)・゚・。
    早く若だんなにもいい人があらわれるといいなあ。お比女ちゃんや於りんちゃんといった花嫁候補(?)が結構いるしね。

    ・ほねぬすびと


    ある日突然、若だんなの目が見えなくなってしまった。店中のものや妖たちも大騒ぎするが原因がわからない。間の悪いことに、大名家久居藩から頼まれた贈答用の干物が店の蔵から消えてしまった。このままでは責任問題で多額の金額を払わなければならない。
    店が大変な時にふがいない自分を責める若だんなですが、目が見えなくても持ち前の頭脳で干物紛失のからくりと、責任問題をうまくまとめます。でも、目は相変わらず見えないままです。

    ・ころころろ


    若だんなの目の原因は、生目神のへの供物である宝玉が絡んでいて、それを河童が持っていると聞いた仁吉は、河童が捕らえられているという見世物小屋へ乗り込もうとする。しかし、人形にとりついた少女の霊や、妖が見える子供、果てはろくろ首などの妖怪たちまで仁吉を頼りに来る始末。普段冷静な仁吉さんが、困った姿が申し訳ないけれど面白い。

    ・けじあり


    佐助さんは所帯を持ち、奥さんと店を構えている。
    途中まで、ねこのばばの短編「産土」のように、佐助さんの過去のお話かと思ったら、どうもしっくりこない。
    佐助さん自身も自分の居場所に違和感がある。ある日店のなかに「けじあり」と書かれた紙を見つけて、自分の居場所に疑いを持つようになるのですが…
    ちょっと切ないお話でした。

    ・物語のつづき
    ラスボス(?)登場。若だんなの目から光を奪ったのはなんと生目神という神様だった。供物が持ち去られたせいか、生目神さまは人間に不信を抱いており、若だんなの光を返す代わりに問答に答えろと言いだす始末。はたして若だんなは神様から目の光を取り戻すことはできるのか…

    今回も軽快で楽しいお話が多いのですが、いろいろと考えさせられる部分もありました。神と人との違い、それは永遠に近い時を生きる神と人間では時間の流れが違うということ。
    それは人間である若だんなと、妖たちにも言えることです。
    「大丈夫です、我らはずっとそばにおりますからね。」
    仁吉がそう言うように、どんなことがあっても若だんなと彼らの絆は切れることがないのでしょうね。仁吉さんの苦い薬をしっかり飲んで、若だんなには1日でも長く生きていてほしいです。

    「しゃばけ」感想→
    「ぬしさまへ」感想→
    「おまけのこ」感想→
    「うそうそ」感想→
    「いっちばん」感想→
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    「ひなこまち」感想→
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    コメント
    あら、もう読んじゃったんですね。
    私は発売日に図書館予約に行ったんだけど50人待ちになってました。
    なんでこんなになっているんだ?
    発売日でないと受け付けない話なのに(T∀T)
    ってことで私が読むのはもう少し先になりそうです。
    ころころろだけは、読みましたよ。
    一太郎、目が見えるようになったのかしら?
    心配だわ。
    >あら、もう読んじゃったんですね。
    はい、読んじゃいました(^^;)
    だって若だんなの初恋や佐助さんに奥さんがいるなんて聞いたら、読みたくなって買ってしまったのです。
    目が見えなくてもがんばろうとする若だんなは本当にいいこです。
    だれかいいお嫁さんが来てくれるといいなあ。
    • by 日月
    • 2009/08/09 3:15 PM
    こんばんは、おばちゃんも発売と同時に図書館に予約したのに、今になりました。
    でも待ったかいがありました。
    楽しかったぁ。
    佐助っていい男、いやいい妖ですね。
    惚れちゃいます。
    「ころころろ」は読みどころがたくさんあって楽しかったです。佐助さんは「産土」でも切ない話があったのですが、むしろ仁吉さんよりロマンスが似合うのかもしれませんね。
    ドラマの熱血漢の佐助さんも好きです。
    • by 日月
    • 2009/10/25 3:32 PM
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    • クラムボンの蹄
    • 2009/10/24 10:38 PM
    ころころろ 畠中 恵 新潮社はい、今回の表紙は 怪猫に日本人形。 盗人。 目隠し
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    • 2009/10/24 11:53 PM
    ころころろクチコミを見る # 出版社: 新潮社 (2009/7/30) # ISBN-10: 4104507105 評価:80点 内容(「BOOK」データベースより) 摩訶不思議な妖怪たちに守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいる江戸有数の大店の若だんな・一太郎。ある朝起きると、目から光りが奪
    • デコ親父はいつも減量中
    • 2010/09/05 10:03 AM
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