「ふたたびの旅。―大人の週末バックパック」 グレゴリ青山

2009.08.14 Friday

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    グレゴリ青山さんの週末バックパック本の続編、「ふたたびの旅。―大人の週末バックパック
    週末バックパックというのは大げさでも、
    週末にちょっと休みを足せば、近場の国になら旅行へ行けそうです。

    前回は2泊3日の「行って帰ってくるだけ」の船旅でしたが、今回グレゴリさんが行く船の旅はプールにジャグジー、バーまである豪華なクルーズ船。そして、そんなクルーズツアーを利用するのはたいていが日本の中高年たちは、行ったところは覚えていないし、やたらと写真を撮りまくる、まるで修学旅行のノリであったそうな。
    まあ、本人たちが楽しければいいのですが…(^^;)

    また、今回の本は「ふたたびの旅」とあるように、以前グレゴリさんが訪れた場所を再び訪れる旅でもあります。
    以前に訪れたマレーシアのバトハパを7年ぶりに訪れたグレゴリさん。バトハパは詩人の金子光晴ゆかりの地で、彼のファンであるグレゴリさんは金子光晴ゆかりの茶店で食事をしたそうだけど、7年後に訪れたら店の主人がグレゴリさんのとこを覚えていたそうです。よっぽど毎日その茶店に通っていたんですね。
    やはり7年前に訪れたカンポン(小さな集落)では、当時の子供たちが大きくなっていたり、その家のお姉さんが都会で再婚していたり、小さな村にも小さな変化があったみたいです。
    バスが終わってしまったため、子供たちとヒッチハイクをしながら都会のお姉さんに会いに行くところはほほえましかったなあ。

    でも、グレゴリさんは暗いマレーシアの道に子供たちと残されてかなり焦っていましたが。(・_・;)

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    旅で会いましょう。 (大人の週末バックパック)
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    ●グレゴリ青山さんの作品
    「旅のうねうね」→
    「ひみつのグ印観光公司→
    「もっさい中学生」→
    「ブンブン堂のグレちゃん」→
    「グ印関西めぐり(濃口)」→
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