「坂の上の雲 第五回 留学生」

2010.01.04 Monday

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    日清戦争終結後、従軍記者として中国に渡った子規はそこで喀血し療養のため松山へ。そこへ真之が見舞いに現れる。
    その頃の子規は中学教師として赴任していた夏目漱石の下宿を間借りしていたんですね。のちに漱石は松山での体験をもとに名作・坊ちゃんを書くわけです。それにしても友人同士の顔ぶれが豪華だ。w( ̄Д ̄;)

    その後、子規は帰京の途中関西を旅して今に残る名作を残していきます。「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」を詠んだ時の子規は病に侵され苦痛の中にいたわけです。でもそんなこと微塵もかんじさせない句です。文字通り命をかけた俳句人生だったのですね。

    やがて海軍の若手将校に留学の話が持ち上がり真之はアメリカへいくことになり、親友の広瀬はいままでのロシア研究がかわれてロシアへ赴任することに。
    アメリカで真之はスペインとアメリカの戦闘を体験し、詳細な軍事分析を行います。これがのちに日露戦争の戦略に大いに役立ったわけです。アメリカでは恩師・高橋是清と再会し、ネイティブアメリカンの末路を聞かされて国防に命がけの決意をします。

    最後のナレーションで
    「明治という時代、時の傑物たちが一心不乱に努力をして、さまざまな奇跡がかさなりあい、2つの大戦に勝利することができた。
    けれどその後の日本人はその勝利を食い散らかした。」というナレーションが辛辣で面白かったです。たしかにその後の日本は明治の偉業を食い散らかしてダメにしてしまいましたよね…


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    坂の上の雲 第九回 広瀬、死す→
    坂の上の雲 第八回 日露開戦→
    坂の上の雲 第七回 子規、逝く→
    坂の上の雲 第六回 日英同盟
    坂の上の雲 第四回 日清開戦→
    坂の上の雲 第三回 国家鳴動→
    坂の上の雲 第二回 青雲→
    坂の上の雲 第一回 少年の国→

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    • 2010/01/07 3:14 AM
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