台湾恋愛オムニバス [映画] LOVE GO GO 愛情来了

2010.09.08 Wednesday

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    LOVE GO GO」は金城一紀さんの「映画篇」の一話、「ドラゴン怒りの鉄拳」の中で、ビデオ屋のお兄さんが夫に死なれて生きる気力を失くした女性にすすめる台湾映画です。

    物語の主人公が「登場人物がみんな愛しい感じ」と言っていたように、この映画ではみんながだれかのことをおもいやっています。(例外もありますが)いくつもの恋がリンクするオムニバス映画。

    LOVE GO GO 愛情来了あらすじ


    ・パン屋とのど自慢


    さえないパン屋のアシェンは、毎日レモンパイを買いに来る美女が小学校の同級生だったリーファだと気づき、思いをつのらせます。幼いころ、ふたりで透明人間を探すためブランコの周りに小麦粉をまいて夜の公園でまっていたけれど、リーファはそのまま姿を消してしまった淡い思い出。けれどリーファはアシェンに気付かないため、手紙を書いて渡そうとしますが、なかなかうまくいきません。

    アシェンは前からの夢だったテレビののど自慢大会に出場して、リーファへの思いを歌に託そうとするのですが…

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    ・ぽっちゃりOLの恋


    パン屋のアシェンと同じアパートに住むおでぶちゃんOLのリリー(インパルスの堤下似)。ある日拾ったポケベル(1997年ですから)の電話番号にいたずらで電話をしてみると、偶然相手につながってしまった。失恋して落ち込む相手を慰めているうちにいい感じになるのだが、2週間後会う約束をしてしまう。必死にダイエットに励むリリーだけど2週間ではいかんともしがたい。はたしてリリーの恋の行方は…

    ・新米セールスマンの出会い


    アシェンのパン屋にやってきた新米セールスマン・アスンは偶然リーファの経営する美容室に入っていく。リーファ相手にセールスをしようとするけれど、気弱な彼はなかなか切り出せず、そうこうするうちにリーファの不倫相手の奥さんが殴りこんできてしまう。

    アスンは屋上で肩を震わせて泣くリーファに屋上にケーキの絵を描いてなぐさめようとします。

    確かに面白かったのですが、映画マニアの金城さんが小説に登場させたということで、自分の中でのハードルを上げ気味に見てしまったのでちょっと拍子抜けな感じも。(^^;)でも物語自体は全体的に笑えてちょっと泣ける、やさしくてかわいい映画です。
    登場人物がさえない中年やおデブのOLなど、美男美女だけじゃないってところが、どこにでもあるリアルな恋愛な感じがするし。

    アシェンの友人で売れないミュージシャン役の男性は「海角七号 君想う、国境の南」で客人セールスマン兼ベーシストのマラサンを演じていたマ・ニェンシェンさんでした。こうして別の映画で同じ役者さんを見かけるとなんだか懐かしい知り合いに会えたような気がします。


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    台湾映画感想


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    「KANO 1931海の向こうの甲子園」→
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    「台北に舞う雪」→
    「海角七号 君想う、国境の南」→
    「トロッコ」→
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