「図説 異星人―野田SFコレクション」 野田 昌宏

2010.10.05 Tuesday

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    「異星人」といえば最初に思いつくのがタコ型で緑色の火星人。
    そんな火星人を最初につくったのはHGウェルズの「宇宙戦争」だったそうです。

    まだNASAもなかった時代、人々はようやく望遠鏡で火星に運河らしきものを認識することができた程度。
    そんな未知の世界を荒唐無稽な想像力で、グロテスクで荒唐無稽な異星人たちの姿を集めた「図説 異星人―野田SFコレクション」。

    この本では、古き良きレトロフューチャー時代のSFに出てくる奇天烈な姿の異星人たちがたくさんでてきます。パルプSFと呼ばれたB級SF本では、なぜか(当時としては)露出度の高い服を着たセクシーな美女たちが触手が何本も伸びたグロテスクな形の異星人たちに襲われそうになるシリーズが好評を博していたそうです。

    タコ型や昆虫型、毛むくじゃらや触手のたくさんある生物たち。
    SFなのに生物学や進化の過程などをまったく無視した造形は、今観ると逆に懐かしい。

    けれど科学が発達し、火星に知的生命体がいないことが立証されると、奇天烈な生物たちは姿を消してしまいます。現実が想像を追い越してしまい、もうこんな生き物たちに出会えないかと思うと、少し寂しい気もします。

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