「図説 ロボット―野田SFコレクション」

2010.11.01 Monday

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    「ロボット」という言葉を生み出したのはチェコの劇作家・カレル・チャペック。その後、SF小説や映画にロボットは不可欠な存在となっていきます。

    しかし、「図説 ロボット―野田SFコレクション」によると初期のSF雑誌のロボットはブリキのおもちゃがそのまんま大きくなったような、およそ科学を無視した形のものでした。中には、奇形の異星人のような形のロボットもいて、やりたい放題な感じでした(^^;)このへんは「異星人」の発想と似たり寄ったりですね。。

    やがて時代が進むと、人間人間以上に人間らしいロボット「アンドロイド」が登場します。特に有名なのは女性型アンドロイド。
    これは、世の男性方の願望「意のままになる理想の女性」をそのまま形にしたものですね。「ピグマリオン」の昔からまったく男性の願望って変わらない。ま、大概そんな下賎な輩はアンドロイドに握りつぶされちゃったりするのですが。

    私が女性型ロボットで一番好きなのは「メトロポリス」のマリアロボット。ヒロインの姿を真似て人々を扇動するのですが、本体は金色に輝く金属のボデイ。悪役ですがとても美しいロボットです。

    野田SFコレクションは当時の雑誌のイラストがたくさん載っているのでパラパラとめくるだけでも楽しいです。今では笑ってしまうような荒唐無稽のレトロフューチャーワールド、かなりぶっ飛んでます。

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    有名なロビーロボット。


    「図説 異星人―野田SFコレクション」→
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