なぜ人は怒ってしまうのか?「もう、怒らない」小池 龍之介

2011.01.18 Tuesday

0
     「考えない練習」で有名な小池龍之介 さんの著書「もう、怒らない」を読みました。

    人はなぜ、いけないことだとわかっていても、怒ってしまうのでしょう。私も以前、職場の人間にイライラしていました。
    その人は連絡なしで仕様を変更して他人に迷惑をかけたり、勝手に本を借りていったり、でも仕事はできたので上司に気に入られ、常に自分のペースで仕事をすすめていました。

    自分でも、気にしない方がいい、ということはわかっているのですが、どうしても怒りを納めることができず、結局胃にポリープをつくるハメに…

    その職場を去ってから冷静になってみて「どうして自分は怒りを抑えることができなかったのか?」、「怒りがずっと継続してしまうのはなぜなのか?」と考えるようになりました。

    もう、怒らない」には人がなぜ、怒ってしまうのかという心のメカニズムを、仏教の教えと心理学を用いて簡単に解説してくれています。

    人が怒り、怒りを持続させてしまうのは、怒ることでいっときストレスや苦痛から開放されるような快感を感じるからなのだそうです。しかし、その時はよくても怒りで発生する不快物質によって徐々に体を傷つけられてゆきます。まさに私がそうでした(^^;)

    「怒り」を治める方法


    そんな「怒り」から自らを解放する方法として、様々な方法が紹介されています。
    ・今現在の事に集中する
    ・怒りの感情をかぎかっこ(『』)でくくってみる。→冷静に自分の感情をみることが
    できる
    ・「嫌な言葉も所詮はただの音」としてとらえる。→怒りをつくるのは、自分の心の編集能力

    この他にも。いろいろな方法で怒りを克服する方法を教えてくれています。
    怒りの感情は油に火がつくのと同じような速度で急激に燃え上がってしまうので(そうなると消すのが難しい)、日頃から自分の心が今何をしているかを観測することも必要なのだそうです。

    それでも日常的に腹の立つこともありますから、そういうときはこの本を開いて、少しずつ怒りを押さえていけたらな、と思います。


    もう、怒らない
    もう、怒らない
    posted with amazlet at 11.01.09
    小池 龍之介
    幻冬舎
    売り上げランキング: 1543



    「「自分」から自由になれる沈黙入門」→

    小池住職が主催するwebサイト『家出空間』→


    レビューポータル「MONO-PORTAL」
    コメント
    コメントする
    トラックバック
    もう、怒らない著者:小池 龍之介幻冬舎(2009-10)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る 「ムカつく」「ケチをつける」「妬む」「悔む」「悲しい」「虚しい」…仏道では、これらのネガティ ...
    • 苗坊の徒然日記
    • 2011/08/06 9:20 PM
    この記事のトラックバックURL