2011.03.07 Monday

[ドラマ]TAROの塔 第ニ回 「青春のパリ」

 TAROの塔 第ニ回。
岡本太郎は万博の総合プロデューサーを引き受け、丹下健三との構想で対立することに。
丹下健三は、数々の名建築を設計し、戦後日本を「作った」大建築家です。
理知的な丹下のプランに、文字通り風穴をあけるかたちで太陽の塔は計画され、人々の度肝を抜きま、そして惹きつけていきます。「塔が大きすぎて大屋根に入らなくて穴をあけた」と聞いたことがあったのですが、こんな事実があったのか。確信犯だったんですね( ̄ー ̄)

今回は太郎さんの青春。パリで過ごした日々が描かれます。
絶対的な存在感とエネルギーをもつ太郎さんも、青春時代は苦悩と葛藤の日々を送っていたわけですね。
悩む太郎さんにかの子さんは訓示を与えます。
「孤独を恐れては本当に欲しい物は手に入らない。人の評価に自分を委ねたらダメ!」
それは決して母子の関係ではなかったけれど、かの子さんから与えられた才能と孤独をもって芸術に没頭していきます。

浜田学さんが、若き日の太郎さんが岡本太郎になる様を見事に演じていました。
寺島しのぶさんも相変わらず素晴らしい。一回目の苦悩が入り交じった若い頃と、年をとってからの、かの子さんの雰囲気の違いが出ていて、本当にかの子さんがそこにいるかのようです。
自らの芸術を高めるため、小説を書き始めるかの子さんはやがて、名作「老妓抄 」を発表します。この岡本かの子の小説が後に秘書であり養女でありパートナーである敏子さんを結びつけてていくわけです。

このドラマ「TAROの塔」は言葉がすごくかっこいい。
たぶん、太郎さん自身の言葉なんだろうけど、シビれますよね。
「(アフリカの仮面で脅かしておいて)これでも君たちは何を観てもたいがい驚かない、もしこの先驚いたとしたら、それは感動だよ。」

「それは芸術だという分かり方が一番いやらしいんだ。真の芸術は芸術であってはならない!」

TAROの塔 第一回 「太陽の子」
TAROの塔 第三回 「戦友」→

太郎さんの言葉が読んでみたくなりました。

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