「見えない誰かと」 瀬尾 まいこ

2011.04.02 Saturday

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    瀬尾まいこさんのエッセイ「見えない誰かと

    「見えない誰かと」は、現役の中学生教師をなされている瀬尾さんの教師生活について、ご家族やいとこたちの話、友達についてなど愛情あふれる、時に笑える文章がつまっています。

    私にも教師の友人がいますが、あまり教師の仕事の奥までは突っ込んで聞けず、中学生の子供も周りにいないため、「教師」というのは私にとって「未知の職業」であり、エネルギーの塊で傍若無人な中学生を相手にする仕事はさぞかしストレスの多いことだろうなあ、と勝手に思っていたら、瀬尾さん、実に楽しそうなんです。

    個性的な先生たち、個性的な子供たちに囲まれ、教師という仕事を楽しんでらっしゃる印象をうけました。
    もちろん、時には楽しいばかりじゃないでしょうが。でも根っこの部分で子供たちを愛しているからこそ、教師生活を満喫なさっているんでしょうね。そういえば私の友人たちも、大変な仕事なのに、生徒のことを聞くと実に楽しいそうに話してくれます。(^^)

    女生徒に因縁をつけられて、毎日ストーカーされているうちに仲良くなって、卒業の時に手づくりの縫いぐるみをもらったり、中学を変わっても、前の中学の生徒から電話がかかってくるエピソードは、読んでいてこちらもほっこり。

    瀬尾さんはきっと、生徒との約束を守ろうとする人なんだろうな、と思います。

    たとえ先生でも、生徒の希望や約束を一方的に破棄してしまうことがありますから。
    それは子供の時に味わうと結構なダメージとして残るのです。
    私は中学時代、「遊びにおいで」と言われて先生の家を訊ねたら、先生の親から門前払いくらわされたこと、それに傷ついたことを今でも覚えていますから。


    ご家族の話もすてきでした。ヨン様にハマるお祖母さん。かわいらしいです。(//▽//)

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