[映画] 殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D

2011.04.07 Thursday

0
    映画「攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D」を観てきました。
    いやー、素晴らしかった!電脳世界のインターフェースが間近に迫って、草薙素子やバトーたちと同じ視点から電脳世界を楽しむことができました。

    攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D」は2006年に発表された作品を3Dとしてリメイク。

    攻殻機動隊を超ざっくり説明すると、士郎正宗を原作とし、押井守が映画化し新たな世界観を構築。その作品は「マトリックス」にも影響を与えたSFアニメ。脳を「電脳化」することで直接ネットワークにアクセスすることができる世界。主人公・草薙素子は公安9課(攻殻機動隊)のリーダーとしてサイバーテロをはじめとする電脳世界での事件に関わっていく物語。
    テレビシリーズは「精霊の守り人」「東のエデン」の神山健治が担当してSF電脳世界の中に現代にも通じる社会問題をリアルに描いていており、評価が高い。
    私も攻殻機動隊は原作より、押井版よりS.A.C.シリーズが好きです。

    SOLID STATE SOCIETYでは、高齢化問題や少子化問題についても電脳世界ならではの視点から描いており、それが単なるSFとは違う、リアルな世界として私たちの前に迫ってきます。
    主人公・草薙素子が公安9課を去った2年後、テロリスト達が相次いで自殺する事件が起こる。
    公安9課は真相を探るうち・ハッカー「傀儡廻」の存在にたどりつく。一方、バトーの捜査の先に行方不明だった素子が現れ、「SOLID STATEには近づくな」と警告される。

    自殺したテロリスト、介護ネットに繋がれた貴腐老人、誘拐された2万人の子供たち、これらをつなぐ「SOLID STATE」とは何か?公安9課に戻り傀儡廻を追い込んだ素子の前に現れた傀儡廻の正体とは…


    神山監督は先行上映会「攻殻ナイト」において、「アバター」を観たスタッフが叶わないとうなだれる中、ただひとり、別のアプローチでの3D表現があるのではないか、と考えたそうです。さすがだわ…

    確かに電脳世界のインターフェースは3D表現にぴったりです。電脳世界では視野の中にいくつもの画面が立ち上がっていて、情報を示しているのですが、3D化によって、登場人物たちと同じ視野を観客も擬似体験することができます。特にネットの世界へのダイブシーンは鳥肌立ちました。

    音楽も音響も最高。シーンを演出する音も、ただうるさいだけの破壊音ではなく、「体感する衝撃」が伝わる感じ。
    菅野よう子さんの音楽も素晴らしい。攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX オープニングテーマ「GET9」をバックに突入するところはしびれます。

    また、攻殻機動隊アニメではもう一つ、バトーさんと素子さんの関係もちょこっと描かれています。
    台詞の端々にバトーさんの素子さんに対する思いとか、素子さんがバトーさんに寄せる信頼とかが伝わってきます
    で、このあたりの台詞がもうかっこいいの!

    素子「バトー、バックアップを。」
    バトー「あたりまえだ、今までだってそうしてきただろう。」

    「それは、観る人を電脳化する3D」のコピー通り、しばらくの間、確かに私たちは電脳化された世界を体感することができました。


    ・おまけ
    3Dメガネはこんな感じ。シリコン製でかけていても負担がかかりません。
    しかし、なんだか宮川大輔のメガネみたいだな…。
    上映中、観客全員、宮川大輔化してるかと思うとちょっと笑えた。

    3Dメガネ



    攻殻機動隊S.A.C.SOLID STATE SOCIETY
    神山 健治 春日 康徳 講談社 売り上げランキング: 480



    [小説] 攻殻機動隊「虚夢回路」→
    [小説] 攻殻機動隊「凍える機械」→
    [小説] 攻殻機動隊「眠り男の棺」→
    攻殻機動隊テレビシリーズ 「STAND ALONE COMPLEX」感想→
    攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man感想→

    JUGEMテーマ:攻殻機動隊


    コメント
    コメントする
    トラックバック
    この記事のトラックバックURL