「小さなピスケのはじめてのともだち」 二木 真希子

2011.04.13 Wednesday

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    スタジオジブリのアニメーター、二木真希子さんの童話「小さなピスケのはじめてのともだち
    前作「小さなピスケのはじめてのたび」では、独り立ちしたピスケが苦労の末に自分のすみかを見つける物語でした。今回の「小さなピスケのはじめてのともだち」はその続編。

    ひとり暮らしを始めたピスケは、木の実を干して売り、街で生活に必要なものと交換します。ある日、ピスケは店で見かけた色ガラスの窓をみかけ、欲しくなります。
    高いガラス窓を買うために、店のおじさんに教えてもらった高い実や、その他たくさんの木の実をあつめることにします。

    そんな時、ピスケにはじめてのお友達ができます。それは、巣からおちた仔ガラス。ピスケは家に入れて介抱し、巣に戻してやります。それからしばらくして、大きくなった仔カラスは突然、ピスケの家に遊びにきます。

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    自分で作る、心地よい暮らし


    家をみつけても、それから暮らしを営んでいくのは大変です。
    欲しい物があって、一生懸命働いても、手に入れることができなかったり、やっとできた友達も、行き違いで怒ってしまったり…

    ピスケが困難にぶつかってしまうのですが、それでも持ち前のやさしさと、両親が仕込んでくれた生活の知恵でなんとかのりきっていきます。

    うまくいかないこともあるけれど、それでも自分の心地いい暮らしは、自分でつくっていかなければならない。暮らしの厳しさとやさしさをおしえてくれる本です。

    それにしても二木真希子さんの描く自然が美しい。ピスケがあつめるいろいろな木の実や、木の実の粉でつくったケーキもおいしそうです。


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    二木 真希子作品


    「小さなピスケのはじめてのたび」→
    「世界の真ん中の木」→世界の真ん中に生える、それ自体がひとつの世界を形成する大きな木の物語。

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