優しい気持ちになる漫画「やつがれと枕荒らし―絵本漫画」 くるねこ大和

2011.05.03 Tuesday

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    くるねこ大和の絵本漫画シリーズも第3弾。
    前回「やつがれと甘夏」で晴れて夫婦になったやつがれ(八朔)と甘夏(お夏)。
    ある日、お夏と拾い子のチビ太が行き倒れのこどもを見つける。
    渡世人の格好をしたその子はお松といい、ふた親と「枕荒らし」のために離れ離れになり、ふた親は「みかんの国で待っておいで」と言い残し姿を消してしまう。

    やがてお松は鍼のセンセー夫婦に引き取られ、チビ太ややつがれ夫婦とも仲良く、幸せに暮らしていた。
    お松は自分の親(実は拾われたため、丸蔵と角蔵という盗賊が親代わり)に関係がある「枕荒らし」について大人たちにたずねるが、大人たちは盗賊である養い親の正体を知らさないよう、「枕荒らし」という妖怪話をこさえて聞かせる。

    そんなある日、八朔たちの前にお松の養い親である丸蔵と角蔵が現れる。丸蔵と角蔵はお松の幸せな様子を見届けると、姿を消そうとするが…

    今回も優しい気持ちになりました。
    大人たちがみんな、お松のために優しいウソをつく。
    「枕荒らし」を妖怪話にするセンセー、丸蔵と角蔵をお松に会わせるために苦心するやつがれたち。

    でもお松は聡い子なので、そんな大人たちの優しいウソをちゃんとわかっているんです。
    「あたい、いろいろなことがわかる年頃になったんだ」って。(^^)

    丸蔵と角蔵たちが、センセーの手をぎゅっと握って、ほとほとと涙をこぼすシーン、これがもう、言葉がないんだけれど、ページをめくる手が思わずとまっちゃうんです。こころがぎゅっとつかまれるいい絵でした。(^^)

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