[映画] トイレット
2011.04.14 Thursday
「かもめ食堂」、「めがね」の荻上直子監督ともたいまさこさんがタッグを組んだ映画「トイレット」
アメリカのとある街。母親を亡くした3兄妹に残されたのは、家とセンセー(猫)と、母が日本から呼び寄せた「ばーちゃん」だった。
まったく言葉が通じないばーちゃんと、クセのある兄弟たちとの生活。
パニック障害を患い、4年間外に出なかったピアニストのモーリー、オタクのレイ、生意気な大学生のリサ。
バラバラだった兄妹がばーちゃんとの生活を通じて少しずつ前に進もうとする。
なんといっても、もたいまさこさん演じるばーちゃんの存在感がすばらしい。
ほとんど台詞はないのだけれど、画面になじむというのだろうか。
ばーちゃんは、童話に出てくる魔法使いのようで、孫たちの悩みや葛藤をやさしく、時にクールに見守っている。
言葉はまったく通じないのだけれど、ばーちゃんはこちらの言っていることがわかるみたいだ。きっと、言葉が通じなくても、その気になればコミニケーションは取れるし、逆に言葉が通じていても、こじれることだってあるからね。
映画の最後まで、ずっとばーちゃんは謎のまま。素性が明かされることはない。
でも、兄弟たちにはギョーザをつくってくれて、母の形見のミシンを直してくれて、傷ついたときそばにいてくれる。それだけで、十分だったのかもしれない。
アメリカのとある街。母親を亡くした3兄妹に残されたのは、家とセンセー(猫)と、母が日本から呼び寄せた「ばーちゃん」だった。
まったく言葉が通じないばーちゃんと、クセのある兄弟たちとの生活。
パニック障害を患い、4年間外に出なかったピアニストのモーリー、オタクのレイ、生意気な大学生のリサ。
バラバラだった兄妹がばーちゃんとの生活を通じて少しずつ前に進もうとする。
なんといっても、もたいまさこさん演じるばーちゃんの存在感がすばらしい。
ほとんど台詞はないのだけれど、画面になじむというのだろうか。
ばーちゃんは、童話に出てくる魔法使いのようで、孫たちの悩みや葛藤をやさしく、時にクールに見守っている。
言葉はまったく通じないのだけれど、ばーちゃんはこちらの言っていることがわかるみたいだ。きっと、言葉が通じなくても、その気になればコミニケーションは取れるし、逆に言葉が通じていても、こじれることだってあるからね。
映画の最後まで、ずっとばーちゃんは謎のまま。素性が明かされることはない。
でも、兄弟たちにはギョーザをつくってくれて、母の形見のミシンを直してくれて、傷ついたときそばにいてくれる。それだけで、十分だったのかもしれない。
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ベタベタするだけが愛じゃなくて、ある距離感を持って見守るのも愛なんだなぁって思いました。
それにしても、もたいさんの"ばーちゃん"が圧倒的でしたね(#^.^#)