精霊の守り人ガイドブック「<守り人>のすべて 守り人シリーズ完全ガイド」 上橋菜穂子 二木真希子 佐竹美保

2011.06.01 Wednesday

0
    精霊の守り人」シリーズのガイドブック「<守り人>のすべて 守り人シリーズ完全ガイド」が発売!うわー!うれしい!
    表紙はスタジオジブリの二木真希子さん。これは、ダ・ヴィンチの特集で描かれたイラストの一部だと思います。上橋菜穂子特集で、「精霊の守り人」や「獣の奏者」の登場人物が一同に介した豪華な見開きイラスト、圧巻でした。

    偕成社から出版されているので、内容はやや児童向け(実際、本屋でも児童書の棚にありました)な内容ですが、おちろん、大人も十分楽しめます。物語に出てくる料理のレシピや、精霊の守り人に関わる人々のインタビュー、守り人シリーズ人物・用語辞典など盛りだくさんの内容です。

    「守り人シリーズ」二木真希子さんの挿絵や、チャグムの冒険を描いた「旅人シリーズ」のイラスト(佐竹美保さんが担当)、新ヨゴ、カンバル、ロタなど、守り人シリーズにでてくる国々の詳細な地図もでてきます。

    こちらは改訂版。新作外伝も。
    増補改訂版 「守り人」のすべて
    上橋 菜穂子 偕成社 売り上げランキング: 3,262



    <守り人>のすべて 守り人シリーズ完全ガイド
    上橋 菜穂子 偕成社 売り上げランキング: 808



    バルサとタンダのその後


    また、書き下ろし短編「春の光」では、「天と地の守り人」の後日譚が描かれています。
    これはうれしかったなあ(*´∀`*)。バルサが、ちゃんとタンダのところへ落ち着いて穏やかな生活を送っているのがわかった、なによりタンダのことを「夫」とか「つれあい」って呼んでいるんですよ!

    タンダとバルサのことは、守り人シリーズファンはいつもやきもきさせられていたので、こういう形でふたりの仲が成就したのを見届けられてよかった。本当に。


    「精霊の守り人」翻訳プロジェクト


    「精霊の守り人」は現在、世界各国で翻訳されていて、アメリカでは優れた翻訳の児童書に与えられるバチェルダーー賞を受賞したのだそうです。すげえ!w( ̄Д ̄;)

    これは、物語の力もありますが、翻訳者の力量に左右されるところでもあのだそうで、「守り人のすべて」では翻訳者・平野キャシーさんと上橋先生の対談も掲載されていますが、平野さんが本当に守り人シリーズを愛していて、海外の人に読んでもらいたいという気持ちが強かったそうです。

    「ハリーポッター」日本語訳も、翻訳者の松岡佑子さんが本への情熱で翻訳を勝ちとった逸話は有名ですし、やはり仕事として以上に作品を愛する心が翻訳には必要なのかもしれません。

    それにしても、英語版の「MORIBITO」の表紙…。ジャポニズムですねえ(^^;)これじゃ五条河原の義経だよ。でも、こういうジャポニズムをアメリカーンは求めているんだからしょうがないのかな。

    「守り人のすべて」では、各国の翻訳本が紹介されていますが、やはり台湾は日本文化が浸透しているせいか、偕成社の装丁をつかっています。

    Guardian of the Spirit (Moribito)
    Nahoko Uehashi Scholastic Paperbacks 売り上げランキング: 31373


    上橋作品感想


    「物語ること、生きること」→
    「精霊の守り人」→
    「闇の守り人」→
    「夢の守り人」→
    「天と地の守り人」→
    精霊の守り人シリーズ外伝「流れ行く者」→
    精霊の守り人シリーズ外伝「炎路の旅人」→
    精霊の守り人レシピ集「バルサの食卓」→
    「獣の奏者 闘蛇編・王獣編」→
    「獣の奏者掘|亀翳圈廣
    「獣の奏者検ヾ扱詈圈廣
    「獣の奏者 外伝 刹那」→


    JUGEMテーマ:本の紹介

    レビューポータル「MONO-PORTAL」
    コメント
    コメントする
    トラックバック
    本のタイトルがすべてを語っている。本書は「精霊の守り人」から始まる「守り人」シリーズ全11巻(本編10巻+外伝1巻)の世界を余すところなく紹介したガイドブック。
    • 本読みな暮らし
    • 2011/08/06 12:37 PM
    この記事のトラックバックURL