「開館60周年 近代の洋画展」 神奈川県立近代美術館鎌倉館

2011.07.21 Thursday

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    旅行で鎌倉に行ったので、神奈川県立近代美術館鎌倉館の「開館60周年 近代の洋画展」を観てきました。明治洋画黎明期を支えた高橋由一、シュールレアリスムの靉光、古賀春江、戦時下に活躍した麻生三郎、そして松本竣介など、私好みの作品ばかり。

    なかでも、今回いちばん見たかったのが松本竣介の<立てる像>。私は学生時代に初めてこの作品を観て、描かれた青年のかっこよさに思わず心を奪われたものです。
    あまり絵画で若い、等身大の青年像を描いた絵というものをあまり観たことがなく、その立ち姿は凛として、目はどこか虚空をみているようです。
    同時に展示された「象」は、モノクロの画像でしか観たことがなかったのですが、赤い背景に明るい線で描かれていました。かわいらしい絵です。「こんなの子供の絵のようだ」という人もいるでしょうが、子供の絵のようにかけるのは、すごく才能のいることだと思います。

    送信者 20110718_鎌倉旅行


    松本竣介のことばかり書きましたが、その他にも日本画壇を代表する画家たちの作品がたくさん展示されていました。黒田清輝の5枚の連作もすてきでした。「湖畔」を彷彿とさせる水面が美しかったです。


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