坂の上の雲 第十三回 日本海海戦

2011.12.28 Wednesday

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    3年間続いた「坂の上の雲」もいよいよ最終回。感慨深いです。結局3年間、無事見通すことができました。第一部では、真之と子規の青春と明治日本の希望を、第二部では激動の世界情勢と登場人物たちの苦悩、第三部ではクライマックスの日露戦争をそれぞれ描いていました。

    最終回は、日本海海戦クライマックス。丁字ターンからロシアの旗艦「スワロフ」を叩き、歴史的な勝利を納める。
    終戦交渉に敵艦へ向かった真之が観たのは、ロシア海兵達が傷つき、命を落としてゆくところだった。
    ロシア兵の死に対して黙祷を捧げる真之さん。かくして、二年に渡る日露戦争は終結。

    しかし、小村寿太郎大使の奮闘むなしくポーツマスでの終戦交渉では、ロシアから賠償金を得ることができず、国内では戦争続行の暴動が起きたりと一時期不穏な空気もありました。終戦反対などというのは、たぶん戦争に行ってない人たちなんでしょうね。激戦でたくさんの命が失われるのを見たら、きっとそんなことは言えないはず。

    真之さんは、敵味方大勢の犠牲を出した戦争に対し、坊主になって将兵の霊を弔いたいと、妻の季子さんに心情を打ち明けます。それほどに、犠牲の大きな戦争だったけれど、日本は勝利にのみ酔ってしまい、それがやがて大きな惨状につながっていくのでしょう。
    歴史からみると、結局真之さんは軍隊を辞めませんでした。
    いろいろ、思うところがあったのかもしれません。故郷・松山で兄・好古さんと語らったとき「お前はようやった。」と言われた時、気持ちの整理がついたのでしょうね。

    最後「坂の上の雲」は好古、真之兄弟の晩年を語り、3年に渡った物語は終わりを迎えました。

    「楽天家たちの物語」と、渡辺謙さんのナレーションにあるように、ただひたすら、まっすぐに、坂の上にある雲をつかもうと、それがつかめると信じていた時代の物語でした。



    「坂の上の雲」広瀬少佐役で強烈な印象を残した藤本隆宏さん。2012年NHK大河ドラマ「平清盛」に出演決定。
    無骨な武将役を演じるのだそうです。楽しみ(^^)

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