映画ノベライズ「しあわせのパン」 三島 有紀子

2012.05.23 Wednesday

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    映画「しあわせのパン」のノベライズ本。「しあわせのパン」は、北海道・湖のほとりの町月浦でカフェマーニを営む水縞くんとりえさん、カフェを訪れるお客さんたちの物語を、四季を通じて丁寧に描いたすてきな映画です。

    映画に劣らず、小説もとてもよかった。
    登場人物たちの設定や心情を深く描写していて、映画をより楽しめる物語になっています。

    小説では映画に登場する料理の詳しい説明もあり、、未来ちゃんとパパが食べていたコロッケは百合根で作られていたものだとか、の誕生日ディナーのメニューなど、読んでいるだけでおいしそうなんです(^O^)

    カラマツのように君を愛す


    映画ではあまり語られなかった水縞くんとりえさんのお話。実はこの2人、月浦に来るまで数回しか会ったことがなかったのだそうです。でも水縞くんはりえさんのことをとても大事に思っていて、でもその思いは、りえさんに伝わってはいても、りえさんの心はときどき悲しみに満ちてしまう。

    カラマツは開拓地に最初に植えられる木。りえさんを、カラマツのようにゆっくりと見守っていく水縞くん。
    やがて水縞くんの思いはりえさんに届き…。

    映画ではそのとき、大泉洋さん演じる水縞くんが、泣きそうで、でもうれしそうな表情をしていたのは、前のりえさんのセリフがあったからなのだなあ、そこから2人の新しい関係が始まってラストシーンにつながるのか、と映画のシーンを思い浮かべながら読み返しました。

    映画で重要な役割を持つ「月とマーニ」の絵本も掲載されています。

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    映画「しあわせのパン」感想
    しあわせのパンのロケ地・月浦に行って来ました→

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    • ナナメモ
    • 2012/05/31 10:10 AM
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