アラル海、双子の乙嫁登場。『乙嫁語り4』 森 薫

2012.05.13 Sunday

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    乙嫁語り 4巻です。今回はアラル海沿岸の漁村に住む、おてんばな双子の乙嫁たちのお話を中心に、なにやらいろいろと動きがあるようで…。

    乙嫁語り 4巻 (ビームコミックス)
    森 薫 エンターブレイン (2012-05-12)


    「訪れ」


    縁談から剣呑な話まで、様々な人が訪れる話。アミルの実家・ハルガルではアミルの兄・アゼルがロシアと通じる部族を訪れます。土地を奪い返すための共闘が目的だけど、なにやら不穏な感じ。

    婚活中のアミルの友人・パリヤさんにもとうとう春が!(゚д゚)!前回、スミスを助けるために訪れた土地で出会ったご家庭から申し込みが!おとなしくしていろと言われたけれど、緊張のあまり心にもない行動をとってしまうパリヤさん。がんばれ…!(>ω<、)

    「アラル海のふたり」、「狙うは大物」


    溺れたスミスを助けた双子の姉妹、ライラとレイリ。このふたり、相当なおてんばさんで、結婚は父親が決めるのに待ちきれず、自らアピールしたり、変な作戦を考えたりして婚活に余念がありません。

    今までの乙嫁・アミルやタラスも行動的な女性でしたが、ライラとレイリは度を超えているというか…。(^^;)

    ところが彼女たちの母親や周囲の女性たちも、わりと積極的に男性にアピールしていたようです。アラル海周辺の街は、おそらく内陸よりも生活レベルが低い気がするので、(服に刺繍が少なく、双子も羊をたくさん欲しがっている)そのぶん直接的で、行動的なのかも。

    「ふたりの相手」、「短期集中花嫁講座」


    結局のところ、幼なじみの兄妹・サマーンとファルサーミがふたりの結婚相手として浮上。ところが、持参金の額でもめたり、どちらがどちらの相手になるのか、家事手伝いをサボりがちなふたりに母親からのスパルタ短期集中花嫁講座開催など、結婚が決まってもいろいろと問題があるようで。

    けれどもサマーンとファルサーミたちとそれぞれに話した結果、本当に自分にあった相手をえらぶことができたのはよかったですね。(^^)

    番外編「馬市場」


    エイホン家の子供が、初めて馬を買ってもらう話。ほのぼのしてて好きです。この世界で馬がとても重要なものであることが伝わってきます。

    おまけ


    あとがきの後、黒い枠で数ページ描かれた話が今後の伏線になりそうな予感。3巻でスミスが捨てた懐中時計を拾う人物が、裏の紋章に驚く…。という話。紋章の階級がわかる人物は何者なのか、そしてスミスってもしかしてかなり身分が高い人物かも…(そもそも「スミス」というありふれた名前も実は偽名なのでは…?)

    森薫作品感想


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    「乙嫁語り9」→
    「乙嫁語り8」→
    「乙嫁語り7」→
    「乙嫁語り6」→
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    言わずと知れた英国メイド物語
    「エマ(外伝)」→
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    「森薫拾遺集」→


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