「日本人なら知っておきたい日本文学」 蛇蔵 海野 凪子

2012.06.28 Thursday

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    日本人の知らない日本語」の作者である日本語教・師凪子さんと、マンガ家の蛇蔵さんが再びタッグを組んだ「日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典


    人間らしい昔の有名人


    枕草子、源氏物語、徒然草、古事記など「学校で習ったけれど、いまイチ詳しい内容がわからない…」といった日本文学を現代語風に翻訳し、現代人にもわかりやすく、親しみやすい漫画にアレンジ。
    物語だけではなく、随筆や日記などから作者の人物像にも迫っています。

    ・センスのよいエッセイスト、清少納言は自分を考えを貫くキャリアウーマンタイプ
    ・対照的に紫式部は内向的、悩み多き小説家タイプ
    ・源氏物語に夢中になりすぎて、全巻がほしくて仏像彫って願掛け、玉の輿より二次元世界好きな菅原孝標の娘。

    また、古典文学に登場する歴史上の人物の描写もあります。
    藤原道長が詠んだ「この世おば我が世とぞ思う望月の欠けたることもなしとおもえば」という、かなり調子こいた歌ですが、これは酔っていい気になった道長がいきおいで詠んじゃったのだそう。(公式の歌ではない)それを道長の部下に顛末を書かれてしまったせいなんだとか。人間、いい気になるとどっか落とし穴があるもんですね…。

    こうやって現代版で古典を読んでみると、昔も今も人間のやることなんて変わってないんだな、と実感させられます。




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