これはお笑いではない、ラーメンズである [DVD] ラーメンズ第17回公演『TOWER』

2012.11.20 Tuesday

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    この間エヴァの映画予告で「これはアニメではない、これはエヴァである」というコピをー見ましたが、これをラーメンズで例えると「これはお笑いではない、ラーメンズである」となりますね。

    ラーメンズの笑いはラーメンズにしかできない。それを実感した「ラーメンズ第17回公演『TOWER』 [DVD]」でした。

    正直、笑いのアイデアやネタは、これだけ多くの芸人や劇団がいれば似通ったものもあります。
    よくあるネタを自分の味付けで料理するのもプロの力量ですが、ラーメンズの公演はあきらかに他とはちがうのですよ。他とは。( ̄ー ̄)ニヤリ 片桐さんと小林さんがつくる独特の間と、シンプルな空間の中からできる奇想天外な物語は、観ているうちにどんどんその世界へひきこまれていきます。

    まずオープニング「タワーズ1」からびっくりΣ(´゚д゚`)。
    真っ暗な空間、黒いブロックの上に立つ2人。そのうち自分たちの陣地(ブロック)を奪い合ったり、謎の声に導かれてブロックでいろいろな形を表現するけれど、なぜか片桐さんの案は採用されない…。
    最初は高層ビルのような高いところの設定だったのに、途中で小林さんがルールをぶち破って下に降りてしまってどうなんだと思ったけれど、それが次の展開につながっていくのね。

    名は体を表す」というコント、これすきです。最初は2人で発音のニュアンスと言葉の関係について話していたのに、途中から片桐さんの妄想上の言葉が次々とでてきてルールをぶち破っていき、最終的には女宇宙海賊の冒険ファンタジーに発展していくという。

    全体を通じて唯一の小道具である黒いブロック、なんの変哲もないこの直方体がラーメンズの手にかかると、ピアノやバイク(女宇宙海賊の)、巨人像の足など、さまざまなものに変化していきます。すっごい想像力だわ…。このへんの表現はちょっとアートっぽい。

    ラーメンズのコントには、どちらかが忠実に守ってきたルールを、もう一方が完膚なきまでにぶち破るってのがあるんですが、そのぶち破り方が痛快であればあるほど面白いんですよ。


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