2013.01.12 Saturday

おてんば双子もいよいよ結婚へ!『乙嫁語り5』 森 薫

中央アジアの風俗と暮らしを、緻密な描き込みで描く漫画「乙嫁語り 5巻 (ビームコミックス)」。前回、旅人スミスが出会ったアラル海湖畔に住むおてんば双子のライラとレイリ。そんなふたりも幼なじみの兄弟、サームとサーミとの結婚が決まり、今回は結婚式までの準備と、華やかな祝宴の様子が描かれます。

祝宴(前編・中編・後編)


まず、男たちは羊を屠り、女たちは沢山の料理をつくる。老若男女、親戚や近所の人が総出で準備にとりかかります。

食べたり飲んだり踊ったり、数日続く宴会の中、花嫁は本来じっとしていなくてはいけないのですが、そこはおてんば双子のこと、もう旦那たちをこき使って(?)料理をつまみ食いしたり、外に抜け出して踊ったりと、あいかわらずの暴れっぷり。今後大丈夫なんだろうか…。まあでも、お幸せにね。

結婚式がひと通り終わると、スミスも新しい土地に旅立ちます。

通りすがりの人まで結婚式に呼んでごちそうするのは、できるだけ沢山の人に祝ってもらったほうが幸せになるからだそうで、これは東南アジアなどでもみられる風習らしいです。

日暮歌


最初の乙嫁、アミルさんとカルルクさんの、ある日の暮らしがアミルさんの視点で描かれます。イラストにセリフ入りで、斬新な構図、緻密に描き込まれた絵は本当に美しい(*´∀`*)

手負いの鷹


アミルさんは狩りの途中で手負いの鷹を助けます。けれど鷹は彼らにとって特別な鳥なので世話をしても、飼いならすことはしないのです。飛べない鷹は、生きてゆくことができないので、殺すしかない、厳しい自然の中に生きる人々の掟は、時に残酷にうつることもあります。

それにしても、鷹の世話につききりのアミルさんにかまってもらえず、すねるカルルクさん、かわいいな(*´∀`)

乙嫁語り 5巻 (ビームコミックス)
森 薫 エンターブレイン


乙嫁語り 4巻 (ビームコミックス)
森 薫 エンターブレイン (2012-05-12)


森薫作品感想


「乙嫁語り10」→
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森薫さんがつくる「乙嫁語り」レシピ→
言わずと知れた英国メイド物語
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タイトル:乙嫁語り 5巻 作者:森 薫 出版元:エンターブレイン その他: あらすじ---------------------------------------------- 19世紀・中央アジアの生活文化を漫画で再現する『乙嫁語り』、シリーズ第5巻! やんちゃな双子のライラ&レイリにも、ついに結
  • 書評:まねき猫の読書日記
  • 2013/01/13 1:26 AM

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