花屋さんと老猫のほのぼの日常 「花福ねこ日記」 花福こざる

2013.02.19 Tuesday

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    花屋さんの日常を描いた4コマ漫画「花福日記」の著者・花福こざるさんが、愛猫の老猫・直角との日々を綴った「花福ねこ日記」。直角の可愛らしさと、猫との暮らしの楽しさ、そのあとホロリとさせられる、猫マンガ好きにはたまらない1冊です。

    元気なおじいちゃん猫・直角


    もともと直角は、ご主人である花福店長の猫。店長が結婚により泣く泣く別居(お父さんに引き取られた)していたのを、お父さんの入院により、店長夫妻のもとへ。引き取られた時はすでに15歳という高齢にもかかわらず、直角は狩りをしたり、近所を冒険をしたりと、なかなアクティブなおじいちゃん猫でした。

    猫の目線、人の目線


    こざるさんが描く直角の描写がすごくいきいきしてて、田舎時代に、猛スピードで外に出て爪とぎをするところや、猫の目線でみた夜のお散歩など、すごくこだわって描いているのが伝わってきます。夜のパトロールのシーンなんて本当に猫の直角が観た風景なんじゃないかと錯覚するほど。
    マンガで直角が出会ったハクビシンは、実際、花福近所の洗足池周辺に生息しているらしいです。

    また、猫しかしらない秘密の場所を求めて、直角が実際に通った道を、こざるさんも歩いてみるシーンがあるのですが、これがちょっとした冒険のようで、読んでいてワクワクします。


    後半は、元気な直角にも少しずつ老いがせまってくるお話。やがてくる別れ。
    でもそこには悲しいだけじゃなくて、こざるさんと店長が、直角の余命を工夫しながら明るく暮らしている姿がありました。読んでいて切ないのだけど、猫との生活の楽しさの方が、ずっと大きいってことを教えてもらった気がします。

    花福ねこ日記
    花福ねこ日記
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    花福こざる イースト・プレス


    お盆とお彼岸が超忙し。花屋さんのあたふた日常や、クセのある登場人物たちが、草花を紹介する4コマ漫画「花福日記」。こちらもおすすめです。

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    「花福日記―お花屋さんの春夏秋冬―」→
    「続 花福日記 お花屋さんのあたふた毎日」

    こざるさんがイラストを描いた吉行和子さんのエッセイ。
    「質素な性格 欲は小さく野菊のごとく」→

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