映像と花、綾野剛のセクシーさに酔う。[映画]シャニダールの花

2013.07.23 Tuesday

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    綾野剛・黒木華出演の映画「シャニダールの花」を鑑賞。
    女性の胸元に咲く「シャニダールの花」は新薬開発に効果があり、花の生育は宿主の女性の精神状態に左右されるため、花を宿した女性は、花が満開になるまで十分なケアが受けられる施設ですごす。

    植物学者の大瀧は、施設に赴任してきたセラピストの美月響子と出会い、共に花の提供者へのケアと花の管理を行なっていく。響子は、提供者ひとりひとりの気持ちに寄り添いながらケアを行ううち、「花」とはなんなのか、その答えを求めようとする。

    大瀧はそんな響子のひたむきさに惹かれ、二人は愛しあうようになる。けれど、花の提供者が切除手術後、次々に謎の死をとげ、大瀧は「花」が想像以上に彼女たちの心体に影響を与えているのではと考えるが、ある日、愛する響子の胸にも花の蕾が咲きはじめる。それを知った大瀧は…。

    結局「花」とはなんなのか、1度見ただけではわかりませんでした。ストーリーも極力、説明が省かれているため、わかりづらい点はあるのですが、映像と役者さんの演技は見る価値はあります。

    綾野剛さんのセクシーさは、筆舌に尽くしがたく、背中を丸めて落ち込んでいるシーンや、口を抑えて嗚咽混じりに泣くシーンはファンではない私でもちょっとキュンとしてしまいます。綾野剛さんは泣き顔がまた、すてきなんです。

    相手役の黒木華さんは「飛龍伝」や「舟を編む」とは全く違った、儚げな中にも凛とした強さを持つ女性・響子を演じていました。メイクも最小限(だと思う)で、ぱっとした華やかさはないのですが、佇まいやしぐさひとつひとつが美しい女優さんです。

    このポスターの美しいことといったら。このラブシーンだけでも見る価値があります。花にのめり込んで、不安定になっている響子を、大瀧が不器用ながらも距離を縮めて触れ合おうとするシーン、とても切なくてきれいでした。

    シャニダールの花・ポスター

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    シャニダールの花 予告編


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     劇場の観客にいつも以上に女性が多いのは、今、最も旬と言える綾野剛が目当てだと思われるが、もちろん石井岳龍監督ファンの男性だって楽しめるだろう。主人公・大瀧(綾野剛)を取り巻く女優陣のタイプは様々で、美少女から大人の女まで登場するからだ。恋の相手役に
    • 映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
    • 2015/01/09 7:25 PM
    ごく少数の女性の胸に花が咲くという現象が起こっていた。その花の研究をする施設の新人スタッフ(黒木華)は先輩の研究者(綾野剛)と共に、その花の提供者(伊藤歩、山下リオ等)のケアに当たっていた。やがて彼女の胸からも花の芽が生えて、 ・ ・ ・ 石井岳龍監
    • 邦画大好き
    • 2015/03/07 10:20 AM
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