太宰嫌いが気に入った太宰作品 「グッド・バイ」 太宰治

2013.10.17 Thursday

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    この間読んだ、伊坂幸太郎さんの「バイ・バイ・ブラックバード」が太宰治の「グッド・バイ」をモチーフにしていると書いてあったので、太宰治の「グッド・バイ」も読んでみました。

    グッド・バイ あらすじ


    闇市で儲け、10人もの愛人をかかえていた雑誌編集者の田島が、田舎の妻子を呼び寄せるため、女達と別れる決心をする。そこで闇商売でなじみのあったキヌ子という女に、女房のふりをしてもらい、女達と別れることを思いつくが、キヌ子の傍若無人な態度に振り回されてしまう。意を決した田島は、彼女をものにして、言うことを聞かせようとするのだが…。

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    太宰嫌いが気に入った太宰作品


    私はもともと、太宰が大っ嫌いでした。女にだらしがないし、なにかっちゃあ自殺したがるし、小説を書かなければほんと「人間失格」なヘタレ野郎だと思ってたので。

    太宰の小説も、どうせ陰々滅々としてるんだろうから、読みたくもない、と今まで思っていたのですが、「グッド・バイ」は意外にもテンポが良くて、ユニークであっけらかんとした、面白い小説でした。

    とにかくもう、キヌ子のキャラクターがかっこいい。誰もが振り返る美人なのに、怪力で大食漢で口汚い。
    耐えかねた田島が酒に乗じて襲おうとすると、いきなりぶん殴って放り出す!(*´∀`)ノ

    いや〜、読んでいて痛快でした。戦後まもなくの時代なのに、キヌ子は男性に依存せず、逆に田島を手玉に取るところがよかった。

    「グッド・バイ」は未完の小説と聞いていたので、さぞ中途半端で終わっているかとおもいきや、未完とはいえ話がきちんと収まっていて、次の展開が気になる感じで終わっている。むしろこれで完結といわれても納得できる感じの終わり方でした。


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    BUNGO-日本文学シネマ-」は文豪たちの小説をドラマ化したテレビシリーズ。「グッド・バイ」は歌手の山崎まさよしさんと、女優の水川あさみさんが出演。
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    太宰関連
    グッド・バイをモチーフにした小説「バイ・バイ・ブラックバード」
    太宰作品をモチーフにした、ダメ男たちの舞台「はぐれさらばがじゃあねといった」

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