[映画] 英国王のスピーチ

2014.01.18 Saturday

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    映画「英国王のスピーチ」を観ました。じんわりと心に響く、いい映画でした。

    吃音症のため、王族としての公務にプレッシャーを感じるヨーク公アルバートのため、妻のエリザベス妃が探してきた言語療法士のローグは、治療では対等の立場を求め、王族への敬意を払わないその態度に、アルバートは怒り、治療を拒否するものの、治療で録音された朗読を聞くと、そこには自分の流暢な声が流れてきた。

    アルバートはローグの治療を受け入れ、2人の間には友情が芽生えていくが、兄の退位により、王座につくことになったアルバートに、戦争という重責がのしかかり…。

    最初から王になるのでない、王になっていくのだ。


    離婚歴のある女性と結婚するため(王冠をかけた恋)退位した兄の代わりに王の座につくことになってしまったアルバート。重責に押しつぶされそうになるものの、エリザベス妃やローグに支えられ、戦時下のクリスマス・スピーチを行います。紆余曲折があったものの、自分のやるべきことから逃げず、立ち向かっていく姿は素晴らしかった。

    「王冠をかけた恋」って、もう少しプラトニックでロマンチックなものだと思っていましたが、シンプソン夫人は結構奔放で、ナチスともつながりがあったり、結構なトラブルメーカーだったんですね…。(^^;)

    為政者と異邦人との友情


    セブン・イヤーズ・イン・チベット」では幼いダライ・ラマと白人教師、「王様と私」ではシャム国王と家庭教師、「英国王のスピーチ」では国王とオーストラリア人療法士。こうした異なる文化をもつ異邦人と、為政者の友情を描いた映画は、どれも実話。

    お互いの文化や、立場の違いを超えて、理解しあえる友情というのは、時に歴史上すばらしい影響をもたらすのかもしれません。

    ヘレナ・ボナム・カーターが、吃音症に苦しむ夫を支える、献身的な王妃の役がとても素晴らしかったです。とても「ハリーポッター」シリーズでファンキーな魔女を演じていた人と同一人物とは思えない。

    少し残念だったのは、吹き替えだったのでいまひとつ吃音の表現がわかりづらかったのと、チャーチル役の役者さんが、ハリーポッターのワームテールだったので、どうしてもワームテールとして見てしまったところです。

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    こちらも、言葉にまつわる英国の物語
    舞台「ピグマリオン」→

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    コメント
    日月さん、こんにちは!
    この映画、良い映画でしたよね。

    >「セブン・イヤーズ・イン・チベット」では幼いダライ・ラマと白人教師、「王様と私」

    そういえば、そうでしたね。
    私は「ラストエンペラー」で、やっぱり英国紳士が溥儀の家庭教師で、いい関係だったことを思い出しました。
    • by latifa
    • 2014/01/21 10:39 AM
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