魂と肉と骨 「宝石の国2」 市川 春子

2014.07.02 Wednesday

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    遠い未来、人類が滅びた星で生き残ったのは、宝石たちだった。宝石の特徴を持つ不死のいきものと、彼らを襲う月人との戦いを描いた「宝石の国2」

    新たな存在・アドミラビリス


    これまで月人と宝石たちしかいなかった世界に、大きな殻をもつ軟体生物、アドミラビリスという第三の存在が現れます。アドミラビリスは、現在、月人に支配されており、フォスを溶かして取り込もうとします。一時はアドミラビリスの殻にされたものの、シンシャのアドバイスで無事もとの姿に戻れたフォス。

    殻となって融合したせいか、ただ一人アドミラビリスの言葉がわかるようになったフォスは、自らをアドミラビリスの王と名乗るウェントリコススと行動を共にすることになり、彼女の故郷、海へ向かいます。

    魂と肉と骨


    彼らは生殖を繰り返すことで子孫を残していく生物で、光さえあれば生きていけるフォスとはまったく異なる存在です。そんなウェントリコススが語る伝承では、かつて、にんげんといういきものがいて、魂は月人に、肉がアドミラビリスに、骨が宝石たちに変化し、魂である月人は、自らの体を取り戻すために襲ってくるのだと。

    ウェントリコススとの出会いにより、フォスは自分たちを取り巻く世界や、死について考えを巡らすようになります。金剛先生はなにか知っているようなのですが…。

    それにしても、今までみたこともない設定の世界と物語の展開に、次の巻が待ち遠しい。こんなにワクワクする漫画は久しぶりです。

    宝石の国(2) (アフタヌーンKC)
    市川 春子 講談社 (2014-01-23)


    宝石の国(1) (アフタヌーンKC)
    市川 春子 講談社 (2013-07-23)


    「宝石の国1」→
    「宝石の国3」→
    「宝石の国4」→
    「宝石の国5」→

    なんと、2巻用のオリジナルPVまで出ています。ウェントリコススがちょっとだけでています。

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