昔の人の日常が伝わる、古典入門「ビギナーズ・クラシックス今昔物語集」

2014.11.23 Sunday

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    ビギナーズ・クラシックスとは


    古典文学には興味はあるが、なかなか難しくて手を出せない…(;´Д`)
    私を含め、そう思う人は多いのではないでしょうか。

    そんな知りたい、でも面倒くさいと言う人にぴったりなのがこの「ビギナーズクラシックシリーズ」です。

    至れり尽くせりの古典テキスト


    このビギナーズクラシックは、現代訳、それもやや砕けた言い回しの文章と、原文の両方を掲載しているので、物語の概要を現代文で、古典の雰囲気を原文で楽しめます。

    内容がわかってから原文を読むことで、古文への理解を深めることも可能です。それだけではなく、辞典の挿絵ように当時の道具や風俗の絵がついているので、物語の登場人物がどんな服装でどんな武器をもっていたのかなどが視覚ででわかるので、物語の理解が深まります。




    「今は昔」の、人の暮らしが伝わる物語


    今昔物語集の中には、芥川龍之介が「藪の中」や「羅生門」の元となった有名な物語があります。でも、やはり芥川作品と原文では内容は同じでも人物描写がだいぶ違っていて、この両方を読み比べても面白そうです。

    また、紫式部の父親や、清少納言の夫など、有名人の身内のエピソードもでてきます。紫式部の父親は、地方官の任につくために漢詩をつくり、藤原道長に認められて見事職をゲットしています。

    清少納言の夫は「枕草子」では、無骨で気の利かない体育会系男子として描かれますが、その剣の腕はすばらしく、盗賊たちを一人で切り倒したエピソードがあります。でも、平安時代では、そういうところも知性派の清少納言とは合わなかったのでしょうね…


    蛇蔵さん、日本語教師の凪子先生の「日本人なら知っておきたい日本文学」では、今昔物語集のエピソードが漫画で描かれています。ギャグ満彩でおすすめです。



    「蜻蛉日記をご一緒に」 田辺聖子
    「日本人なら知っておきたい日本文学」

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