ずるい考え方、ビジネス編。「ムダが多い人ほど、よく伸びる」 木村尚義

2015.03.15 Sunday

0
    「ずるい考え方」やラテラル・シンキング関連の著者、木村尚義さんが、ビジネスで応用のきく、ラテラル・シンキングの仕事術を紹介。

    「ムダ」とは何か


    一見、ムダだと思われるもののなかにも、ビジネスのヒントが散らばっています。ラテラル・シンキングのポイント、「常識を疑う」「抽象化する」「偶然を無視しない」を使って、仕事の周りのムダを見直してみます。

    今まで、ムダだと思っていたことのなかに、意外なヒントが隠されているのかも。



    「ムダ」を仕事にいかすには


    雑用やクレーム、仕事のなかでも、ムダで面倒に見える作業も、「抽象化」することで、自分の成長やビジネスのマーケティングに繋がった事例を紹介しています。

    ・クレーム対応でマーケティングと企業の信頼アップに
    ・雑用は、仕事の内容を学べる最高の授業

    時間のムダの使い方


    「時間のムダ」一見、時間のムダだと思われるものにも、アイデアのヒントが隠れています。

    きりのいいところまでは、かえって効率が悪くなる。
    これ、私も経験あります。昼休みがフレックスなので、つい、きりのいいところまで仕事をしてしまうと、かえって午後の効率が上がらない。

    それよりも、午前の仕事を少し残しておくと、残りを片付けている間に、仕事のリズムがでてきたりします。

    人脈作りはムダをいかす。



    ・最初から偉い人より、これからの人との人脈をつなぐ
    ・相手が苦しい時にこそ、助ける

    最初から、自分に都合よく働いてくれる人脈なんて、できるわけがない。人脈には、Win-Looseが必要。
    最初はこちらが、相手の役にたつ人間になる必要があり、そのための損は、ムダだけれども将来的にな得につながる。損して得とれ、ですね。

    けれど、いつまでたってもtakeばかりを求めてくる人がいたら、そういう人とは、縁を切るべきかもしれません。


    ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門
    木村 尚義 あさ出版 売り上げランキング: 29,622

    JUGEMテーマ:オススメの本


    ラテラルシンキング関連


    「ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門」
    「ずるい思考術」練習帳

    レビューポータル「MONO-PORTAL」
    コメント
    ブログ主さんへ、
    拙書をご紹介いただき、ありがとうございます。
    とても励みになります。

    何事もやり過ぎてしまうと上手く行かなくなってしまうと思います。料理に使う塩も同じですね。
    ということで適量の塩は美味しくなる。ムダを無くしてしまうとギスギスする。
    だから必要なムダは削っちゃいけないと思います。

    では、良い事がおきますように!
    木村尚義様

    コメントありがとうございます。私の方こそ、ありがとうございます。
    ラテラル・シンキングの考え方は読んでいてすごく痛快でした。こんな考え方もアリなんだな、とまったく新しい考え方を示していただきました。

    正社員だった頃、仕事と社内関係に悩み、たくさんの自己啓発本を読みましたが、その頃にラテラル・シンキングの本に出会っていれば、と思いましたが、今は仕事もプライベートも充実しているし、あの頃悩んだ経験はムダではなかったのだと思います。

    この本を読んで、改めてムダの使い方を考えるきっかけになりました。
    • by 日月
    • 2015/03/16 10:57 PM
    コメントする
    トラックバック
    この記事のトラックバックURL